タイトルイメージ
本文へジャンプ  

 

ホームに戻るボタン

音について    



聴覚と音の関係

周りにある音の周波数帯域

 日常聞こえる音の周波数帯域を下図に示します。


周りにある音の周波数帯域の図


会話に必要な周波数範囲
 男性と女性では、声の高低に差があるが、通常の会話は、ほぼ250〜4kHzの範囲であり、
この範囲の周波数が正常に聞き取れれば、会話に不自由はしません。

日常聞く音の大きさ


    日常聞く音の大きさ説明図



耳で聞き取れる周波数範囲


 健康な耳の人が聞き取れる周波数の範囲は2020Hzといわれている。



音圧レベルと感覚レベル
 人の耳は、高い周波数の音は、小さな音圧でも良く聞こえ、低い周波数の音は大きな音圧でも聞こえにくい。これをグラフで表すと下図のようになる。1Hz0Bとして、各周波数で同じ大きさに聞こえる音圧値を、曲線で表したもので、フレッチャーマンソン特性といいます。図でわかるように、低音域では常に大きな音圧が必要であることが判ります。高音域も少し上げなければ同じ音圧には聞こえません。

フレッチャーマンソン特性図

 この為、家庭などで音楽鑑賞をする場合は、常に低音と高音を持ち上げなければ正常な音には聞こえません。いわゆるドンシャリ音なのですが、原音より低いレベルでの再生が要求される家庭内ではやむを得ません。音響ホールなどで、原音と同じレベルで聞く場合は、この補正は必要ありません。




言葉のフォルマント

 会話で使用する言葉が、どのような周波数と成分を持っているかをみると下図のようになります。これをフォルマントといいます。

母音のフォルマント あ〜おの図


   日本語母音フォルマント(女声)              日本語母音フォルマント(男声)


 図において、音を特徴づける部分が一つでも欠けると、発音の判別が難しくなります。この為、電話や、無線通信など、音声帯域を狭くして通話チャンネルを多くとりたい時でも、この制約から逃れられません。一般に300Hz3Hzあたりまでを通信ではカバーしています。会話を主体とする音声機器も、この範囲を満たしていれば、実用に耐えます。ナースコールやインターホンがそれに相当します。AM放送やBGMもかつてはこのような範囲を満たせば可とされてきましたが、近年、音の良い機器が身近にあるようになりましたので、要求されるレベルが高くなっています