第14号

 久々のエノキダケ通信です。この通信の存在自体を知らない人もいるのではないか?と思うくらい久々です。次回はあまり期間を空けないように頑張ります。

・笑いは健康のもと

 「笑い」が健康にとてもいい、という話を一度は聞いたことがあると思います。そこで今回は笑いが体に及ぼすメカニズムと笑うことの大切さを説明してみようと思います。

1.ガンを殺すNK細胞が活性化する

 若い人でも健康な人でも身体の中では、一日約3000〜5000個のガン細胞が発生しています。そのガン細胞を破壊するのがナチュラルキラー細胞(NK細胞)です。ですからNK細胞が弱まると発生したガン細胞を殺しきれずにガンが発病します。またガンが発病してからも手術や放射線などの治療効果を上げるのにNK細胞の働きが大きく影響します。
 笑いを医療に取り入れる研究を続けているお医者さんが、いろんな年齢の人たちに3時間ほどお笑いの舞台を見てもらい、その前後の血液の変化を調べる実験を行ったところ、ほとんどの人のNK細胞が活性化されたとのことです。NK細胞の活性化は笑い体験の直後から上昇し、その速度はガン治療の代表的な薬を注射した時より早い人もいたくらいでした。

2.痛みを抑える

 気分を高揚する作用があるとされる「エンドルフィン」が増え、痛みを和らげる。

3.脳の血流量が増加して脳梗塞の予防に!認知症にも効果!

 笑うと脳の血流量が増加します。血流量が増せば血液の流れが良くなり脳梗塞の予防や回復に役立ちます。
 これは認知症の予防にも役立つことを示しています。また記憶を司る「海馬」という場所の働きを活発にして新しい情報を覚えやすくします。

4.美容にも有効な笑い

 笑う行為には筋肉が存分に使われています。体幹では腹直筋、僧帽筋、外腹斜筋、大胸筋などです。その他表情筋と言われる20種類以上もの顔の筋肉も刺激しています。
 笑うとシワが増えるから嫌という人がいますが大間違い。シワを気にして笑わないと表情筋が衰え肌のツヤや張りに悪影響を及ぼします。積極的に笑い顔の筋肉をどんどん使うことによって筋肉の老化を遅らせることができ若さを保つことができるのです。

上記以外にも、リウマチなどの免疫疾患を改善する・便秘や胃腸の痛みが改善される・血糖値が下がり糖尿病にも効果がある等々、たくさんの効果があるとされています。

 私自身も良く感じることですが、その人の性格でケガや痛みの治りが大きく違うと思います。
 極度に心配性の人・人の話を常に否定する人・軽減しているのに残った症状ばかりを訴える人などは治りが悪い人が多く、逆に治療に前向きな人ほど治りが良いようです。
 私も治療だけでなく笑いのテクニックを日々磨き、いつも明るい接骨院を目指しますので、私の冗談に対して目くじらを立てず大いに笑ってやって下さいね。


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えのきど接骨院・鍼灸院
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