2010年9月04日 |
海後渓流 |
(俺) |
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西日が秋の雰囲気を醸し出している16:30頃、俺は今回お世話になる予定の某民宿に到着。
・・と言っても宿泊するのは翌日なのだが、今回は下界から土産を持参したので鮮度の良いうちにお届けに立ち寄った次第だ。
サクッと用を済ませた俺はそれまでの急ぎの運転から解放され、夕マヅメをどこで釣ろうかと考えながら再び車を走らせ た。
そしてすぐに思いついたのが、本流の某発電所付近だ。
今回は翌日の宿がメインなので、奥地の釣りではなく手軽なポイントで短時間のルアー釣行がメインとなるのだ。
現地に着いてみると17:20。空には低い雲が多いせいか程良く薄暗くなっていた。
急斜面を強引かつ慎重に降りて、目的のポイントへ向かう。
この時間は放水が無いようで、時間によっては手がつけられないような激流になる放水口も今日は穏やかに、そして何か 期待を持たせるような深淵となっていた。
ポイント付近に辿り着いた俺は急いで竿を組み、ルアーは以前下界で使った鮎カラーのミノーを選択。
いつ突然放水のサイレンが鳴るかドキドキしながらも、他に誰一人と見えない広大な河原でウェーディングしてルアーをキャス
トし始めた。
考えてみれば今日の昼近くまで海で釣っていたのに、夕方には渓流に来ている・・我ながらハードな日程である。
そんな事を考えながら釣り始めて間もなく、ぽつりぽつりと小雨がパラついてくると釣れそうな雰囲気は最高潮だ。
そして―。
1時間後、真っ暗になるまでついに追ってくる魚影さえも確認できないまま終了。
まあルアーなんてこんなもんだね。やはり源流でスレてない魚を狙う方が楽しいが、このままでは口惜しいからまたいずれTR
Yしよう。