2008年5月10日

寄り道釣行

(俺・ナオキ)



 今回は釣り以外の用事でナオキと出かけたのだが、車に竿を積んでいることもあって、ちょっぴりお手軽な沢へ寄り道する事となった 。

 雨の降りしきるAM11:10。俺達はH沢沿いにある林道の脇に車を停めた。
  こんな天気だし、こんな時間だ。他に釣り人の姿は無く、俺達は特に着替えることもなく傘を差して河原に降り立った。

 雪が解け切ったのか、朝から降っているにも関わらず水位が低い。
  しかも雨なのにあまり濁っていない。この川の特徴でもある。

 俺達は水に浸からないように器用に川虫を漁り、それぞれが数匹のオニチョロをGETした。

 とりあえず軽く竿を出して、1匹でもいいから渓流魚の顔が見たい。
  しかし俺達はウェーディング出来ない格好なので、渡渉無しという何とも渓流釣り離れした釣りを始める事になった。

 入渓地点から2手に分かれてナオキが上流、俺が下流へと河原沿いに歩きながら仕掛けを投入する。

 間もなく上へ行ったナオキの姿が見えなくなり、俺の竿に微かなアタリが出た。

 10cm程のチビハイブリットだった。
  1人で苦笑いを浮かべながらリリースする。チビとはいえこの川で生まれ育った準天然魚だ。

 しかしその1匹以降の反応が無い。行動範囲が極端に限られているので、やはりこんな格好では渓流釣りは厳しいという事だろう。

 暫く粘っていると何時の間にか背後にナオキが来ていた。どうやら渡渉せずに行ける限界まで攻めてきたようだ。
  ハイブリットを2匹釣ったようで、とりあえず撮影用に活けキープしてくれているとの事。

 まぁ一応イワナの顔は拝めたので今回はこれで良しとして、次回こそは普通に釣り目的で来よう。



こんな格好の奴に釣られちゃった・・



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