2004年9月23日

‘04ファイナル釣行

(俺)



 今シーズン最初で最後の単独釣行は、俺的に初となるK河内に行ってみることになった。この川は約10年の禁漁期間から解除された ばかりで、俺達的にも未知の川だ。
  俺は前日の夜のうちにK河内に到着。そして久しぶりの単独釣行に期待しながら、ビールを流し込んで仮眠した。

 

 23日の朝、AM4:30に起きた。天気は快晴の模様だ。初めての川なので、まずは入渓地点を探して車を走らせた。

 20分程探した頃、なんとか川に一番近そうなポイントに到着した。そして逸る気持ちを抑えながら、いそいそと装備を整えて川に出 た。

K河内の朝

 初めてのK河内は、かなり釣れそうな予感を抱かせてくれた。渓相だけならN川やI沢に匹敵するものがある。

 ところが餌を探したが、まだ気温が低いせいか蝶やバッタは見つけられなかった。仕方なく川虫を捕って釣り始めた。

 

 しかし・・。

 

 2時間ほど丁寧に釣り上がったものの、全く生命反応を感じられない。魚の影さえも見つけられなかった・・。

 どうしたものか。10年も禁漁にしながら魚を放流し続ければ、魚影は復活しそうに思えるが・・。
  やはり禁漁中でも釣りに来る不届き者がいるという事なんだろうな・・。

 不本意ながら8時過ぎになって、K河内を諦めた。そして次なる川を探して車を走らせた。

 

 暫く大井川本流沿いの県道を遡っていると、珍しく本流の色が澄んでいることに気がついた。これなら本流でルアーが出来るかもし れない。車で本流の入渓地点まで下りてみた。

 河原に出ると、実に久しぶりに見る光景があった。本流の水量はここ最近では一番少なく、濁りも一切ない状態だ。こんな時にイトウ を連れてきてあげたかったな・・。
  俺はルアーロッドと予備の餌釣りの竿を持って釣り始めた。

 

 しかし・・。

 

 暫くルアーで本流を攻め上がっても、全く釣れない・・。たまにアマゴの稚魚がミノーにじゃれついて来るぐらいで、良型の気配はな い。

 仕方がないので支流に入って餌釣りに切り替えてみたが・・。昼近くまで粘ったが、雨が降り出したのを機に断念。今シーズン最後の 釣行をボウズで締める事になるとは・・。

 

 まぁ、それでも渓流の空気を味わったことで良しとしよう。大井川に感謝!来シーズンもよろしく!

 
 


戻る