2004年4月7日 |
尺GET! |
(俺・ナオキ) |
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前日の21時にナオキと家を出発。24時にI沢に到着して翌7日AM5:00まで車内で寝た。
今回は今年初のI沢を日帰りコースで釣る。今日は晴れていて寒くはないし、雪も殆どない。
川底に降りていつも通りにエサ捕りから始めるものの、あまり捕れなかった。上って行けばたくさん捕れるようになるだろう。
とりあえず竿を出し釣りを始めるとナオキに本日一発目の7寸アマゴが。そして俺にも同じようなアマゴがきた。
始めて間もないうちに魚がボチボチ出てくる。この川は去年に続き2回目だが、渓相・魚影共に素晴らしいものがある。
そのうち左から支流が入ってくる出会付近で手応えのあるアタリを捕えた。
なかなかの暴れっぷりの正体は30cmぴったりの泣き尺アマゴだったが型は細く、ヒレも擦れているので放流モノの可能性がある。
とりあえずリリースを繰り返し更に釣り上る。
真っ黒なサビ付きハイブリット岩魚やアマゴを釣っていると、なにやら特徴あるアマゴがきた。
27cmながら型は良く、ヒレも完璧な魚体だが、朱点がすごく鮮やかで目立つ魚だった。
しかしこの時俺は石につまずいて竿を折ってしまった。こんな時に限って予備の竿は持ってきていない。
仕方がないからズーム部分から先で折れた残り4.5mを使って釣りを続ける。
ナオキもよく釣っているようだ。遠くから見ていると魚を掛けて竿がしなっている。近くに行ってよく見るとランディングした魚は2 9cmのヤマトイワナだった。
遡上止めの滝が近くなった頃、俺の仕掛けの目印が流れを無視する動きをした。
手首の動きで軽くアワセると、ずうぅんとした引きながら魚はけっこう粘る。折れた竿なりに善戦してランディング。アマゴだ。
これは尺あるかも!測定した結果、少々痩せ気味の30.5cm。とりあえず尺達成。
キープを決意して雪と一緒にクーラーにぶち込む。
ナオキは去年良型を引きずり出した支流のY沢に入ったものの、期待通りの釣果は出なかったようだ。
去年同様遡上止めの滝は不発に終わり、滝を巻く事に。
ナオキがロープを持って先に一人で登り、そのロープにつかまって俺が荷を背負って登る。
けっこうな角度だがウェーダーを穿いたままでもなんとかなった。
滝から先は俺的に未知の世界だ。ナオキは2年前に一度来ているが殆ど記憶にないという。
日帰りだからサクサクやっていかなければならないところだが、渓相は相変わらずでついじっくりやってしまう。
滝より下流ほど魚影は濃くはないようだが、それでもヤマトイワナがボチボチ出てくる。
暫く経ってナオキが竿をしならせると、手間取ったあげくに無事ランディングしたのは31cmのヤマト。ナオキも尺達成でキープだ 。
そしてそのうち巨岩帯が始まると吊り橋が現れ、そこで本日の釣行は終了という事になった。
帰りは1時間20分の歩きで車に到着。よく釣れたがキープは3匹のみ。次はいつになるやら。