2001年3月3日 |
俺達的解禁‘01 |
(俺・ナオキ) |
---|
00年9月に我が弟に渓流釣りセットを貢いでから半年が過ぎたこの日、ついに兄弟揃って日帰りの渓流釣行となった。目指すはアマ ゴとイワナの好釣り場で有名なS河内。AM3:00、早く行くためにナオキの180SXで出発。R1をかっ飛ばし、安部川沿いに爆走 する車内では本日の爆釣を夢見て語っていた。
しかし・・。富士見峠の公衆トイレに寄ってハンドルを切り返した際、180SXに異変が!
右前輪のパーツが折れてしまった。普段は予備の部品を携帯しているというのだが、生憎今日は持ち合わせていないようだ。
ヤバイ、目的地に行くのは絶望的だ。
2人共テンションが下がるが、暗い中で車の走行能力をチェックしてみる。一応走ることは出来る・・が、特定の範囲しかハンドルを 回せない。どうしたものか・・。暫し考えた結果、なんとか最寄の支流まで行って友達にパーツを届けてもらうまでの間に釣りをする事に。
交通量が少ない県道をそろりそろりと進んでゆく。途中いくつか湿った路面が凍りついていて焦ったりもしたが、明るくなり始めた6 :00頃には一番近い支流のN沢に辿り着いた。
道路脇のスペースに車を停めて、釣りの支度をする。
まずは県道の橋のすぐ上でエサを捕るが、さすがに下流すぎるのか、オニチョロに混じってヒラタもよく捕れる。さらにはアマゴの稚魚と
サンショウウオまでタモに入ってしまった。
そしてエサ箱は満たされ、俺は橋より上流を、ナオキは橋より下流を釣りにそれぞれ竿を出す事になった。
俺が向かった先は3月だというのにブッシュがウザい。小さなポイントごとに15〜18cm程のアマゴが釣れるが、それ以上のサイ ズは出ない。
そして間もなく7m程の堰堤が現れ、その下で22cmのサビ付きアマゴを釣った。堰堤を巻くのは面倒だし、一応釣りが出来たから 少々早めに竿を仕舞ってナオキの様子を見ることにした。
県道まで戻って道路からナオキの釣りを見下ろすと、小型ながらも数だけはボチボチ出ている様子だ。少し粘ってナオキも釣りを終了 して車に戻った。
暫く経って陽が高くなった頃に、ナオキの友達が車のパーツを届けに来てくれた。ナオキは車の下に潜り込むと、サクサクッと修復さ せて事なきを得た。貴重な休日に島田市から数時間掛けて来てくれた友達に感謝。
予想外の事態で釣行プランが狂ったが、放流モノながら一応初物GET。まぁこんなもんでしょう。