2015年12月26日 | 噂のまま |
(俺) |
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今年も残すところあと数日という事で、僅かな時間でも何か釣るべく陸っぱりの釣行へ出向いた。
西風がウザいAM6時過ぎに着いたのは大井川港だ。
まだ日の出前で冷え込む堤防に進み、一人黙々と仕掛けを組む。
今回は新たに新調した陸っぱり専用疑似餌用ロッドの使い心地も確かめる為、ジグ&サビキでのTRYだ。
新聞の釣り情報によると、この大井川港では予てから大型のカマスやイシモチの釣果を謳っている。
しかし何度も現地の様子を見に行ったり聞き込みをしたものの、未だそれらの釣果を聞けず仕舞いだ。
今日は久しぶりにその噂を自力で確認してやろうじゃないか。
閑散な南堤の中腹部で荷を降ろして、航路に向かって釣り始める。
すると開始早々に軽い手応えの獲物がHIT。
釣れたのは18Cm程の鯵だった。
結構良い値がしたこの竿の1発目は豆鯵か・・。
狙撃したかったのは大型のカマスかニベだったのだが・・この竿は前途多難かもしれないな。
その後も豆鯵は連釣したが、とりあえずリリースする。
左から受ける西風と港内から外へ流れ出る潮によって、少々釣り難い環境ながら一応釣りは成立しているが、そろそろ土産が欲しいな。
そして陽が昇って若干暖かくなった頃、ようやくマシな手応えの獲物がHIT。
期待しながら仕掛けを巻き上げてくると、今までの豆鯵の倍のサイズの魚影が見えた。
しかし堤防へ引っこ抜く際に針から外れて獲物が落下。25Cm程の鯵だった。
その後、豆鯵が減ってきたと思ったら今度はサッパがHITするようになり、20Cmまでの薄っぺらな小魚が連釣。
やはりこれもキープには至らず、リリースを繰り返しながらもしつこく噂の獲物を追求したが、8:00になったのを目途に諦める事にした。
結局今回も噂に踊らされてしまったが、一応釣りが出来ただけでも良しとしておこうか。
とはいうものの、これで釣り納めになってしまうのでは寂しいものがある。
大晦日の朝、仕事明けのラストチャンスが釣り日和になる事を祈ろう。