2015年11月20日 | 陸っぱりの発見 |
(俺) |
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今回は久しぶりに鯛を釣るべく、懐かしくなりつつある某堤防へ向かった。
16:20頃に釣り場へ行ってみると他に釣り人も無く、快適な独壇場のようだ。
少々北風が鬱陶しいが波は低く、海況は静かだ。とりあえず餌を捕る事から始めなければ。
今日は18時過ぎに干潮を迎える事になっているが、長潮であまり潮は引かないのでカラス貝の入手は現実的ではない。
・・という事で定番のイワガニの捕獲に走るわけだが、秋も深まってきて表に出てきているカニ達は少ないようだ。
おまけにここのカニ達は異様に警戒心が強くなったようで、数匹得るのに随分時間を費やしてしまった。
ようやく釣り始めたのは最早殆どマズメ時だった。
新調したリールの使い心地も確かめるべく本命のアタリを求めて堤防沿いを探り歩く。
すると早速アタリがあったようだが、暗いせいかラインが見辛くてアワせ損ねてしまった。
更にその後も鯛らしき反応で餌が盗られたりして、結局日没までに本命の黒鯛を仕留める事は出来なかった。
しかし久しぶりの陸っぱりでボウズとは残念だが、このまま手ぶらで帰るのは癪だ。
念の為に備えておいたオキアミで、根魚でも釣っておこう。
もしかしたら外道に黒鯛がHITする事も有り得るので、そんな事も期待しながら夜釣りに突入する事となった。
ヘッドランプを装備して仕掛けも久々の根魚用に作り変えて釣り始める。
完全に夜になってからは風も落ち着き、過ごし易い環境になってくれた。
そして程なくしてカサゴが釣れ始めて、最初の22Cm程を早速キープ。
サイズにバラツキはあるものの、根魚の魚影は健在のようで安心した。
17:40頃には少し期待出来る手応えの獲物がHITして、暫しやり取りを楽しみながら嬉しい外道を連想した。
・・が、引き応えに瞬発力が欠ける事に疑問を浮かべながら回収したら、鯛ではなくメジナだった。
とはいうものの35Cm程あったので、キープとさせてもらおう。
夏場のメジナは臭かったが、秋に入ってからの個体は如何なものか。
刺身で食う事を前提に血抜きでノジメとする。
そしてカサゴをリリースしながら堤防先端付近まで到達した頃、小型ながら機敏な引き応えの獲物がHIT。
引っこ抜いてみたら暫くぶりとなるメバルだった。
随分久しぶりに見たような気がするな。
この個体は20Cm程だったのでリリースして次を探る。
カサゴのキープサイズが出ないまま更に釣り続けていくと、19時を回った頃に再びメバルらしき獲物がHITした。
今度のは23Cm程だったので、一応土産に追加しよう。
欲を言えばもう一回り大きなサイズが出てほしいものだ。
しかし暗闇の堤防で一人、釣っては放ちながら歩き回ったものの、それ以降土産は増やせずに、19:30頃に撤収とした。
今回は久しぶりの陸っぱりで根魚の入れ食いを堪能出来たが、近年カヤックで少し沖の魚も釣るようになった俺的には、獲物 のサイズに物足りなさを感じるようになってきた事も否めない。
ただ、今回は鯛の落とし込みをメインにしてきたので少々長めの竿で臨んだが、根魚狙いならば従来から慣れ親しんだ短竿の 方が手返しや操作性、感覚を楽しむという部分において断然楽しむ事が出来ると確信出来た。
次の機会にはその辺を踏まえて準備したいと思う。