2015年3月20日

鯛狙い始動

(俺)



 最低気温が一ケタ台の日々も減ってきた今日この頃、ようやく陸っぱりの釣行に動く事にした。

 近頃はカヤックに頼る釣りに傾倒してしまっているので、俺的には反省すべき状態でもある。

 今回は春を迎えたばかりではあるが、例年より早めの落とし込みにTRYしてみよう。
  状況によっては夜釣りでの根魚ハントも出来るように、夕マヅメから釣るパターンで行く事とする。

今年初の落とし込み

 曇り空の下で某堤防へ行ってみると、仄かな東風と濁った海面が迎えてくれた。

 数時間前まで降っていた雨の影響で辺りは未だ湿っているが、他の釣り人の姿も無く体感温度は適温だ。

 事前に確保しておいたカラス貝を餌に、早速釣り始めてみる。

 濡れた堤防沿いを探り歩いていくと、10分程経ったところでラインが走って早速HIT。

 アワセを喰らわせるとなかなかの手応えだ。

 この重みと引き応えは間違いなく本命だろう。入念にやり取りをして楽しむ。

 暫しの攻防の末、ようやく浮かんできたのは貫録ある体形の黒鯛だった。

 無事に回収してみると抱卵した50Cmだった。ストリンガーに繋いで先ずはボウズ脱出。

 3月に落とし込みで釣ったのは初めてになるな。とりあえずこれで気が楽になった。

 更に5分後にも出たアタリを逃さず、今度は43Cmのレギュラーサイズも追加出来た。
  これもまた型が良い。

 どうやらジアイのようだな。満潮の潮止まりを前に、一人静かに熱中する。

 ・・が、次のアタリを取り零してからはジアイも終了したらく、パッタリと反応が無くなってしまった。

 相変わらず曇った空からは断続的に小雨が降るようにもなって、東風も少しずつ勢力を増してきたようだ。

 結局そんな環境で日没まで粘ったものの、3枚目の鯛は追加出来ないまま終了とした。

 今回は降ってきたので根魚はお預けとしたが、次の機会には本来の入れ食いを楽しむ事としよう。



ジアイで止めておけばよかった

 


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