2014年10月24日 | 秋の夕暮れ |
(俺) |
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昼夜の気温差が大きくなってきた秋の夕方、久しぶりに某堤防のワンチャンスを狙い撃ちに行く。
快晴ながらだいぶ涼しくなった17時頃、釣り場に到着するなり急いで餌のイワガニを捕獲をする。
気温が下がってきた影響か、カニ達も活性が低いようであまり表に出てきていないので、数を揃えるのに少々手間取った。
そして満足のいく型のカニを数匹キープして全てが整った15分後、早速落とし込みで釣り始めてみる。
波も風も穏やかなので、人間としても楽な環境だ。
数回の入れ直しを経て10分近く経った頃、沈んでいくはずのラインが止まって・・HIT。
アワセと同時に重い手応えが竿先に圧し掛かった。そこそこの獲物のようだ。
じっくり泳がせて入念に獲物のスタミナを消耗させる。
程なくして茶色い水面に浮かんできたのは、型の良い本命だった。
無事に取り込んで針を外し、ストリンガーに掛けて先ずは無事にキープを確保。
サイズは48Cmだが、久しぶりに触れたせいか結構重く感じる魚体だ。
幸先良く土産を得た俺は、更なる追加を目指して再び探り歩く。
しかし急速に暗くなっていく堤防ではカサゴ達も活性化して、貴重なカニ餌に喰らいついてしまって効率的ではない。
数匹のカサゴに邪魔されながらも、日没間際にようやく強めの引き応えの獲物がHIT。
しかしそうは言っても1発目の鯛には及ばない手応えで、堤防上に引っこ抜かれたのは尺程度のメジナであった。
カニ喰うメジナは美味しくなさそうである。
メジナを放って間も無く、視界も限界に達したので正味40分間の釣りは終了を迎えた。
今回は早い段階で本命が得られて良かった。そろそろ手軽に鯛を狙える季節も終わりに近付いてくるので、今回の獲物も充分に 味わっておこう。