2014年5月31日 | おかあさんと一緒 |
(俺・母さん) |
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今回は久しぶりの陸っぱりで、当HP史上初となる親孝行も兼ねた投げ釣り釣行に赴いた。
同行するのは俺の母親というだけあって昔からそれなりに釣りの心得はあるので、自身久々となる釣りを楽しみにしていた ようだ。
近頃はだいぶ暑い日も出てきたので、そろそろ鱚が寄って来ているかもしれない。
快晴の早朝、投げ釣りで実績のある近場の海岸を物色してみる。
しかし最初に浜当目の河口側の堤防の様子を見るも、釣り人は数人居たものの釣れている雰囲気ではない。
そして次に用宗の海岸へ移動してみると、釣り人の姿は無いが何やら期待出来そうな予感(願望)。
昨年あたりの台風で、焼津の浜当目から用宗に抜ける大崩海岸の道路が決壊して以来、近くて遠い海になってしまった分、 無性に期待したくなってしまうのかもしれない。
駐車スペースから近くの浜辺で支度を整え、早速釣り始めてみる。
竿のセッティングさえやっておけば、母さんは餌のセットも仕掛けの投入も自力で出来るので手間も掛からず助かる。
そのうち快晴だった空に薄らと雲がかかって、日差しは和らいできた。
こんな所で釣りをするのは一体どれくらいぶりだろうか。釣り場の雰囲気を楽しみつつも、なかなかアタリが出ない事に不 安を感じる。
釣り始めて20分程経った頃、ようやく母さんの竿にアタリがきたようだ。
微妙な手応えを楽しみつつ仕掛けを回収してみると、釣れたのは20Cmに満たないメゴチだった。
キープするには厳しいのでリリース確定の獲物だが、アタリと引き応えを楽しめたようだ。
なんとか母さんに魚信がきて良かった・・が、せっかくなのでやはり本命の鱚を釣って晩飯の食卓に召喚したいものだ。
しかしその後が続かず、本命どころか生命反応自体が乏しい。
空を流れる雲が日差しを出したり隠したりする中、静かな海岸で無心に仕掛けを引きずり続ける。
そのうち波打ち際に弱ったミズウオが泳いできて、間も無く浜辺に打ち揚げられた。久しぶりに見たな。
ちょっと珍しいものを見物できたものの、食用には向かない肉質らしいのでリリース。
1m近いサイズであったが、触った感触で確かに美味しくなさそうな雰囲気を察した。
その後、浜辺から港へと移動してみたものの生命反応は相変わらず渋く、どうにか15Cm程のカサゴを釣ったのが最後の 釣果となってしまった。
母さんは良い気分転換になったと言ってくれたが、やはりこの貧果&土産無しは堪える。
この夏のうちに一度リベンジする機会を持ちたいなぁ。