2013年10月25日 | 東の様子 |
(俺) |
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この秋は毎週台風が発生してくれるので釣行回数も伸び悩んでいる状況で、今週もまた例外ではない。
しかしあまり水辺から離れていると不安になってくるし、家の魚の在庫も減っているので、どちらにしろそろそろ魚を釣りたい。
台風27号・28号が同時に近付いてくる中、強い風雨とうねりが予想されるが、久々に新規開拓の為の下見という事として出 掛けてみよう。
金曜日の勤務を終えた俺は仕事明けのまま車を海へと走らせる。
最近は開拓をサボっていたから期待するものは多いが、今回はどんなところに重点を置くべきか。
色々考えた結果、近年始めたKFの新しいフィールド、それに台風が近くてもあまり影響が出難い環境を見つけたい。
日の出前の曇り空の下、俺は沼津方面へと進路をとった。
今更開拓と言っても近場では台風の影響で波風が強く、普段の状況が想像出来ないので意味は無い。焼津より西のエリアもまた 然り。
進路を東にとる事によって少しは波やうねりがマシになるだろうが、伊豆まで行っては返って荒れるだろうし、そんなに遠征す るのはイベント釣行の時だけで良い。
そんな訳でAM7時頃に辿り着いたのは、数年ぶりとなる静浦漁港だ。
久々に来てみたが、特徴的な堤防と透明度の高い海は健在で、更に伊豆に近いだけあって岩場もそそるものがある。
平日という事で釣り場はそれほど混雑してはいなかったが、それでも数人のカゴ釣り師達が青物を釣っていた。
大きな漁船が出入りする事は無さそうだが、漁港のエリアは思ったより広い。
一通り物色した結果、港の西側で堤防と島が繋がった所に着目した。
本来の目的であるKF新フィールドとは別に、陸っぱりの釣り場として目に留まったからだ。
天気予報に反して空は晴れ間が広がり、にわかに暑くなってきた。風も波も、とても台風が近いとは思えない程穏やかだ。
持参した根魚ロッドに仕掛けを組み、テトラ帯を中心に早速探ってみた。
すると速攻でアタリが出たものの、釣れてくるのはベラ・キンギョ・メジナの稚魚ばかりだ。
魚影は多いが、外道が濃過ぎて根魚にまで餌が届かないようだな。
暫く粘ってようやく20Cm程のカサゴを釣り上げたものの、キープには至らずに間も無く餌切れに追い込まれた。
ここはもっと他の釣りでTRYした方が楽しいかもしれない。
その後、竿を仕舞ってから海岸沿いを物色し、本来の目的であるKF用の新天地の目星もつけたところで任務完了とした。
土産を得る事は出来なかったが新たなフィールドを見つけられたし、竿を出す事が出来ただけでも気分転換になったので良しと しよう。
しかし沼津方面の海は実に穏やかで驚いた。これなら焼津や清水でダメな時でも釣りに出られそうかな。少々遠いが今後に期待 だ。