2013年9月13日 | 小型の縄張り |
(俺) |
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まだ明るい17時頃、快晴の釣り場に行ってみるとベタ凪・無風という穏やかな状況だ。
今回も副産物の生成をメインに、ついでに落とし込みで鯛を狙ってみよう。
テトラ帯のイワガニを素手で採取し、速攻で支度を整えて釣り始めてみる。
この堤防では以前も何度か落とし込みにTRYした事はあるが、未だにそれで鯛を釣った事は無い。
しかし夜の根魚釣りでは何匹か釣っているし、魚影も目視しているので居る事には間違いないのだ。警戒心が強いだけなのか?
そんな中、俺の釣り方では半信半疑かと思いながら探っていくと数分でHIT。
元気の良い引き応えに獲物が本命である事を察して一安心しながらやり取りを楽しむ。
そして獲物が水面近くなった頃に身を乗り出して確認してみると、案の定本命の黒鯛が掛かっていた。
・・が、引き応えから想像した程大きなサイズではなく、予想外だ。
充分に空気を吸わせてから引っこ抜いてみると、綺麗な魚体だがサイズは33Cm程度だった。
とりあえずスカリを出してキープしておく。
更に釣り続けていくと何度か餌が盗られてしまい、再び餌獲りで釣りを中断したりした。
ここのカニはテトラポッドの質の問題なのか、比較的捕まえ易いようで助かる。カニにしたらたまったものではない話だろうが。
ひたすらそんなカニを落とし込んでは移動をしていると、1発目から15分程経過したところで2匹目がHIT。
今度の個体もシャープな引き応えを楽しませてくれたが、最初の獲物よりも軽い手応えで引っこ抜かれたのは27Cm程の若魚。
活性は良いようでなによりだが、もしかしてこの堤防の黒鯛は小型しか餌を食わないのだろうか?
その後も日没までに30Cm前後の黒鯛を2匹追加したが、普段地元で釣るようなレギュラーサイズには会えなかった。
テトラ帯の方ではそれなりのサイズが見えたので居る事には間違いないと思うのだが・・。
まあそれでもここでは初めて落とし込みで釣れたので良しとしよう。
副産物も無事に得られ、それなりに満足して終了とした。