2013年7月10日 | 疑似餌シーズン開幕・・ |
(俺) |
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今回は平日ながら、仕事帰りに少し遠出して清水の三保海岸へと軽くジギングに行ってみる。
AM4:50。薄い朝靄の中で浜辺へ降り立ってみると、人気釣り場とはいえ平日のせいか釣り人の数は少ない。
俺が目指すポイントは海に突き出した人気スポットからは少し外れた所だが、群れさえ回ってくればたいした問題にならないだ
ろう。
むしろ他の釣り人達にまみれて息苦しい思いをするくらいなら貧果でも構わない程度の心構えだ。
隣の釣り人との間は200mはあるだろう。簡単な仕掛けなのでサクッと組んで早速釣り始めてみる。
ジギングとは言っても単純にジグだけでは青物が回って来ないと完全なボウズになるのが目に見えているので、ジグの上には市 販のサビキも組み合わせた従来通りのスタイルで臨む。
この際市販の仕掛けをそっくりそのまま使っていたら長過ぎて効率が悪いので、遠投するならサビキ仕掛けは半分程度に切って 3本針程度で使うと扱い易い。
ベタ凪の海で無数に仕掛けの投入を繰り返していく間に人気スポットの様子も眺めていると、たまにカゴ釣り師のものと思われ る長竿が曲がっているのが見える。
どうやら部分的には青物(?)が回っているようだが、俺の居るエリアではまだまだアタらない。
近くに他の釣り人が居ないと群れが回ってきたかどうかわかり辛いが、ひたすら無心に投げては巻くを繰り返していく。
すると釣り始めて20分程経ったところでようやく何かがHIT。
しかし青物にしては随分軽い手応えだ。
とは言っても何にしろ生命反応を感じ取れて少し安心した感もある。
無事に浜辺へ引っこ抜いてみると、獲物は20Cm程のエソであった。
やはり外道だったか。それにしてもこの色彩はあまり見慣れないタイプのような気がする。オキエソの稚魚だろうか。
撮影してからリリースし、尚も青物を目指す。
遠くの人気スポットでもたまに竿は曲がっているが、不思議な事に複数の竿が同時に曲がる事はないようだ。
群れの大きさがあまり大きくないという事だろう。
そのうち俺の正面の海面でも僅かにイワシが跳ねる光景が見られるようになってきたが、青物のナブラでは無いようで俺の仕掛け にはアタらない。
しかし青物は無反応だが無心に釣っている間に先程と同様のエソが何度も掛かり、それに紛れて鯖の稚魚もサビキに掛かってきた りもした。
そして食えるサイズの青物が釣れないまま陽が高くなり、6:30近くなってからボウズのまま撤収する事に。
結局外道として20Cm程で揃ったエソが5匹と小鯖が釣れたのみ。
やはりコマセを使った餌釣りが間違いないんだろうけど、エソ5匹って・・なんだこれ。
まあ良い。週末はKFで食えるサイズを狙おう。