2013年4月5日 | 偵察の釣果 |
(俺) |
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近頃は桜も散り、かなり暖かくなってきた。水温は一足遅れて来るとはいえ、落とし込みで反応が出るか少し気になるところだ。
・・という事で、夕マヅメ頃に今年初めてとなる釣り場へとやってきた。
翌日からは天候が崩れる予報のせいか、波・風共にだいぶ穏やかで人間としては楽で良い。
今回はマヅメの落とし込みと夜の根魚狙いだが、新たな試みとして磯竿も持ってきた。どんな感じになるのか楽しみだ。
まずはイワガニを適量捕獲して、鯛狙いで落とし込みにTRYしてみる。
・・が、暫く探り歩いてもなかなか反応が無く、視界が厳しくなるまでの間に一度だけ餌が盗られただけで終わってしまった。
居る事は居るようだが、まだ今日のところは渋いかな。
まあ今回は様子見出来ただけで良しとして、本業の根魚狙いにシフトする。
すると早速期待通りに連釣し始めた。良かった、こちらの活性は安泰のようだ。
しかし暫く釣ってもリリースサイズばかりでなかなかキープ出来ない。釣っていても飽きないが、このままでは土産が危ういな。
そこでいつもの釣法は一旦止めて、磯竿を使ってみる事にした。
仕掛けは単純な電気ウキ仕様で、テトラ帯から少し沖の比較的浅い棚を流してみよう。
久々のウキ釣りという事で1人静かに興奮しながら、波間に漂う赤い光を凝視し続ける。
そして程なくしてウキの動きに変化が起こり、やや鈍い速度でウキが沈んだ。
なんだかまともな獲物ではないような感じがしたが、軽くアワせてリールを巻いてみるとやはり軽い手応えだ。
引っこ抜いてみると18Cm程のハタンポだった。あぁ、こんな奴もいたっけなあ。
その後もハタンポとキンギョがよく釣れたが、本命の根魚からは遠ざかっているようなので少しずつ移動しながら探っていく。
そして潮がやや淀んだ感じのポイントへ来て、ようやく重みのある獲物がHIT。
使い慣れない長い磯竿に細い仕掛けなので、ドラグと竿の弾力をフル活用して慎重にやり取りする。
なかなかの手応えに期待しながら、無事に水面へ寄せてみるとどうやら鯛ではないようだ。
しかも期待していた程の大きさでもないので、少し拍子抜けしながら堤防上に引っこ抜いてみると獲物の正体は27Cm程のメジナ だった。
こんなサイズでも磯竿だとなかなか楽しめる引き応えなんだな。
とりあえず根魚のサイズが出ないので、1匹はキープしておこうか。
その直後、同じポイントへ仕掛けを投入すると再び同じ型の獲物が釣れて、今度はリリース。
本命は出ないが、ウキ釣りも悪くないな。
しかしその後暫く磯竿で遊んだが、まともなアタリが遠のいたので磯竿は仕舞って再びいつもの釣法に戻った。
相変わらずサイズが出ないままリリースを繰り返していくうちに腹が減ってきた。
そろそろ帰りたいが、土産が少ない。どうしたものか・・。
そしてダイエットと称して空腹感を押し殺して餌切れになるまで粘ってみたものの、結局ろくにキープを増やせないまま終了という 事になった。
暫くぶりに来たこの釣り場だが、最近はあまりサイズに恵まれていない様な気がするな。
次は更にもう少し暖かくなってから鯛狙いで来てみよう。