2013年2月1日

ハズレ曜日

(俺・タイソン)



 今回は久しぶりの小川で根魚入れ食いコースを満喫すべく、タイソンと2人で夜の釣り場へと赴いた。

 今宵は雨が降り始めるという予報だが、この時期にしては寒さも無く穏やかなので、何時降り始めてもいいように最初からカッパを 着用していく。

カサゴ

 そして19:15。静かな釣り場で速やかに支度を整えて釣り始めてみると、開始早々に本命の根魚が釣れた。

 ・・が、それぞれ2〜3匹ずつリリースしたところでアタリが減ってしまった。

 今日は中潮で20:40頃に満潮を迎える事になっているが、潮止まりまではまだ1時間余りあるというのに予想外の失速だ。

 アタリが少ないうえにカサゴでさえも餌を慎重に食うような渋さなので、潮止まり以降の時間帯に期待したいところだが、そうは言 っても釣り続けて時を待つしかない。

 俺達は潮通しの良いポイントだけで粘るのはやめて、足を使って反応の良いエリアを探っていく事にした。

 しかし結構な距離を探ってみても反応はあまり変わらず、俺達は殆どキープ出来ないまま時が流れていく。

 この間俺は夜型の釣法で堤防沿いを探り続けていたが、タイソンは俺達的なセオリーを無視してテトラ帯をやや重点的に攻めていた。

 結局ここでは2人共芳しくなかったが、こんな時は夜のテトラ帯も探ってみるようなハングリー精神(?)も必要なのかもしれない。

 そのうち満潮を迎えて巻き返しを期待しながら足を使って釣っていたが、どうも今宵は全般的に渋いようだ。

メバル

 いつもの釣法ではこれ以上期待出来ないと踏んだ俺達は珍しくテトラ帯へ降り、昼型の釣法を実施してみた。

 すると案外反応が多く、僅かながらキープも得る事が出来た。

 この釣り場の様な足場の良いテトラ帯ならば、夜探ってみるのも有りなのかもしれないな。

 暫くの間夜のテトラ帯を満喫し、足腰が疲れた頃に堤防上へと戻った。

 そして今度は再び堤防先端付近へ移動して、潮が下がっていく状況で様子を見てみたが、未だに反応が薄いところからすると単に今日 は魚影が薄くなっているだけなのだろう。

 俺達は根魚狙いは一旦諦めて磯遊びにシフトした。

 そして一頻り楽しんだ後は再び根魚狙いに切り替えたものの、いよいよ雨が降り始めてしまった。

 なんとか根魚の土産を得たいところだったが、雨の中をメゲずに釣り続けても反応は相変わらずだったので程々に諦める事に。

 今回は良くも悪くも外道が殆ど掛からず、アタれば本命の根魚といった感じで本命率は高かったものの、全般的に魚信が少なくて小型 主体だった。

 根魚の土産は貧果だったものの、磯遊びの産物でなんとか満足度は得る事が出来て良かった。

 ここの魚影や魚信は不安定なものだと思うので、懲りずにまたTRYしたいと思う。

 



魚は貧果だったが・・。




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