2013年1月18日

試運転

(俺)



浜当目(大崩側)堤防

 先日、約2ヶ月もの間メーカーで入院していたリールがやっと戻ってきて、ようやく根魚ハントに行ける状況となった。

 思えばこのリールと過ごした時間もだいぶ長くなってきたもので、日々のメンテ不足も祟って初めての修理となっていた のだ。

 この期間の間に溜まっていた“根魚釣りたい欲求”を早速満たしたいところだが、今回はまとまった時間が取れないうえ に西風が強くなる予報だ。
  こんな日はお手軽ポイントで軽く様子見するに限る。

 そんな訳で14時頃、晴天の下に訪れたのは久しぶりとなる浜当目だ。

 ここは子供の頃から親しんだ思い入れのある釣り場ではあるが、お世辞にも魚影が濃いとは言えない所でもある。

 短い堤防の先端へと歩を進めると、若干風があるものの比較的穏やかな環境だ。

 既にウキフカセと根魚狙いと見られる釣り人が4人程竿を出しているが、案の定釣れている気配は無い。

まずはカサゴ

 まあ他人の事などどうでも良い。俺は俺の釣りを始めてみよう。

 根魚用ロッドにサクッといつもの仕掛けを組み、Gクリルを餌に早速テトラ際へと仕掛けを送り込む。

 この付近のテトラも何年か前に新たに増設されたが、今では海藻や貝類が付着しているのを見るとだいぶ馴染んだ様だな。
  これを機に魚影が増えてくれるとありがたい。

 そんな釣り場の景色に気を取られていると、早速竿先に生命反応を感じ取った。

 なかなか元気の良い引き応えの獲物を無事に釣り上げてみると、18Cm程のカサゴが掛かっていた。

 リリースサイズだがとりあえずは本命からのスタートに安心だ。最後の撮影用にバケツに水を張って活かしておく。

 更に同じ穴を探り続けていると間もなくアタリが続き、10Cm程と12Cm程のカサゴも追加。

 しかしこれはさすがに絵にならないサイズなのでリリースする。

メバルも

 もっと魚信が少なくてフグも居るつもりで構えていたので意外な展開だが、この釣り方の試運転には悪くない状況だ。

 そのうち少し間が空いてから、今度はややシャープな引き応えから20Cm程のメバルもHIT。

 その後もぽつりぽつりと15Cm前後のカサゴが続いて、この釣り場にしては楽しくなってきた。

 バケツの中に数匹溜まると、先に釣っていた根魚狙いの釣り人が覗き込んでお褒めの言葉を頂いたりもした。
  どうやら他の根魚狙いの釣り人達はボウズらしい。

 やはりこの釣法は鉄板だな。

 狭い範囲を探っているせいか徐々にアタリとサイズが落ちてきたが、リリースサイズのカサゴはまだ釣れてくる。

 しかしさすがにそろそろ出涸らしかな。

 魚信とリールの使い心地を確認出来たので15時40頃に獲物を放ち、早めの撤収とした。

 今度はガッツリ釣りまくって土産もキープ出来る所へ行こう。

 

 

撮影後リリース




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