2012年8月24日 | キンギョの里で |
(俺) |
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台風の影響で外海の波が高くなる中、俺は久しぶりの堤防へ訪れた。
ここはキンギョの巣窟としては焼津エリアでは屈指のポイントだが、根魚の実績もそれなりにあるので侮れない。
今回は夕マヅメから21時頃の満潮までの間を根魚狙いで釣る。
とはいうもののついでに黒鯛にもTRYしておこうという事で、まずはイワガニを採取して軽く落とし込みから始めて みる。
西日による暑さに耐えながら堤防沿いを探っていくと、何度か餌を盗られてしまう事態があったものの、なかなか針掛 かりさせられない。
そして釣り始めて1時間近く経った頃にようやく本日初HIT。
浅い棚で掛かったので獲物がしっかり見えた。40Cm程の黒鯛が狂ったように水中で暴れている。
しかしアワせてから少しの間引き応えを堪能していると、突然竿に掛かるテンションが軽くなってしまった。
どうやら針外れでバレてしまったようだ。残念。
その後、手の平サイズのイシガキダイをリリースしたが餌切れとなり、落とし込みはそこで終了した。
周囲はまだまだ視界が効くが、再びカニを捕獲するのが面倒なので、予定より少々早めの根魚狙いを開始する。
とりあえず昼型の釣法でテトラ帯から探ってみると幸先良く20Cm程のカサゴが釣れた。
しかし1発目をリリースしてからはキンギョが連釣し続け、この釣り場の真価が発揮され始めた。
こうなってくると何処を攻めてもキンギョしか釣れないような感覚で、Gクリルの残量が物凄い勢いで減っていく。
効率よく根魚を釣る為には暗くなるまで待った方が賢明だな。
良くも悪くも風が弱いので暑さはなかなか引かないが、持参した飲料で涼を得ながら休憩する。
そして19時近くなって完全に暗くなってから根魚狙いで再開すると間もなく、何やら重い獲物がHITした。
前回来た時にミハラが釣った外道の事が頭を過る。
そのイメージがあったので極力ソフトに仕掛けを巻き上げると、獲物を殆ど暴れさせずに水面まで寄せる事が出来た。
そして明りを照らさぬように背負っていたタモで自力ランディングしてみると、獲物の正体は予想通り25Cm程の● ビであった。
しかしエ●は外道なので単発に終わったものの、本命の根魚の方は思いの外アタリが少ない。
キンギョの勢いは昼間に比べれば落ち着いたものの、それでもまだ釣れてくるような環境が続く。
そして21時を回り、餌も丁度尽きてきたので終了する事に。
無数のキンギョは放ったものの、今回キープ出来た本命は21〜22Cmのカサゴ3匹のみという貧果ぶりだった。
やはりここのキンギョは半端ない。
しかし序盤で黒鯛をバラした事を思うと、今度は落とし込みメインで来てみてもいいかな・・とも思ってみた。