2011年12月31日 | 釣り納め2011 |
(俺) |
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今年もいよいよ大晦日を迎え、正月の連休に入った俺も釣り納めをする為に朝から車を走らせた。
そしてAM7:40。快晴・無風の環境の下で辿り着いたのは、久しぶりの用宗港だ。
今回も手軽に陸っぱりの根魚を探る為に幾つかの候補地を検討した結果、前回貧果を味わったこの港でリベンジも兼ねて やろうという事になったのだ。
大晦日の朝ではあるが、トイレ前の堤防には既に多くの釣り人が竿を出していて、航路に向かってのカゴ釣りと投げ釣り の他に、テトラ帯でのウキフカセ釣りも数人居る。
しかしあからさまな根魚狙いの人は見られず、どうやらこちら側の根魚狙いは俺だけの独壇場になるようだ。やはり魚影 が渋いという事だろうか。
堤防の中腹部辺りに拠点を設けた俺は、まずはテトラ帯へ乗って穴釣りで根魚を捜索し始めてみる。
この堤防のテトラポッドは比較的滑り難くてそこそこのサイズなので移動も楽な方だ。付近の水深もそれほど深くないの で、隙間の穴も攻め易い。
クサフグはここでも繁栄しているようだが、テトラの中ではそれほど脅威に感じない。
そして間もなく軽いアタリを捕え、軽ーい手応えで上がってきたのは8cm程の小型のメバルだ。
当然リリースだが、一応本命からのスタートになって良かった。
しかしその後も同サイズのメバルが続いたものの、それ以上の獲物に発展しなかったのでテトラ帯から堤防へ上がって、 昼型の釣法で堤防際を攻めてみる。
暫く探っていくと、鈍いアタリから妙な重みのある引き応えの獲物がHIT。
カサゴにしては元気がないな〜・・などと呑気に仕掛けを巻き上げてみると、25cm近いゴンズイが見えてしまった。
うはっ、想定外・・。
しかもその直後にも同様の獲物が2匹続いてしまい、この釣り場も侮れないと実感した。このサイズのゴンズイ玉が直撃 したら即刻撤収モノだ。
ゴンズイを避けるように少し距離を取ってから再び堤防の際に仕掛けを下ろすと、今度は根魚特有のアタリ。
シャープなアワセを入れて一気に巻き上げてみると、釣れたのは20cm程のソイだった。まあどうにか許容範囲といっ たところだろうか。
とはいうものの、ここでは数が出そうもないからキープするのも面倒だ。撮影だけしてリリースしておくか。
ところが獲物をバス持ちして針を外していると、背後に地元の老人ギャラリー達が集ってきて、なにやら仲間内でこの魚の
ウンチクを語り始めた。
やれやれ、そんなに魚が珍しいか。
素早く撮影も済ませ、老人ギャラリー達のウンチクがヒートアップしている間に獲物を海へ放り込む。
老人一同:「ア・・。」
チラッと視線をやると何か言いた気に解散していく老人達。無駄な騒がしさも一掃だ。
その後も堤防沿いを探っていくと、テトラ帯が無くなる辺りで再びHIT。
元気の良い引き応えで上がってきたのは20cm程のメバルだ。どうもあと一息って感じのサイズばかりだな。
これでは入れ食いなんて夢のまた夢だ。
メバルも放って更に探り歩いてみたが、結局その後はフグが連発するようになったので程々にして終了。
残念ながら今年最後の釣行はキープを得られなかったが、どうにかリベンジとしては達成としておこう。