2011年11月26日 | 焦るべからず |
(俺) |
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今回は短時間の根魚狙いという事で、約半年ぶりの某堤防へやってきた。
17:20。真っ暗な釣り場に到着した俺はサクッといつもの根魚ロッドを組んで仕掛けを作る。
天気は晴れているようだが、日の入りが早くなっているこの時期はもはや完全に夜釣り状態だ。
しかし風はほぼ無風で海面もベタ凪という素晴らしい状況。メバルを狙うにはこれ以上ない環境だし、人間としても楽である。
とりあえずこの釣り場もテトラ帯が常設されていて、他に釣り人も居ない事なので珍しく夜の穴釣りからTRYしてみた。
すると釣り始めた第1投目から早速根魚がHIT。
難無く釣り上げてみると、18cm程度だが前回釣ったものと同様に赤みの強いカサゴだ。
1発目を放って隣の穴に放った次の1投では、静かに仕掛けを引きこむ独特のアタリ。
聞きアワセを充分に楽しんでからアワせると、カサゴとは違ったシャープな引き応えだ。
そして予想通り、20cm程のメバルをGET。しかしやはりサイズがイマイチだな。
その後も数匹の同様なサイズの根魚が連釣したが、キープサイズが出ないのでテトラ帯を離れて夜型の釣法に切り替えてみ た。
堤防内側へ移って仕掛けを投入してみると、若干潮が早いようだ。今日は大潮で17時頃に満潮という事で、時間的には潮 が下り始めてそれほど経っていない。
とりあえず活性が良いうちに数を稼ぐべくテンポよく探り歩く。
するとこちらでもアタリが頻発して、20〜22cmのメバルが数匹釣れた。
しかしアワセのタイミングが合わない事も多く、なかなか重いアタリを3回程バラしてしまったりもした。もうちょっと大 きなメバルも居ると思いたい・・。
長大な堤防を独り占めで釣っていると、納得のいくサイズが釣れるまで延々と続けたくなってしまうが、今日は長居出来な い。
拠点から暫く釣り歩いた頃、ようやくキープしてもいいかな?と思わせるカサゴが2匹連釣したが、ついついバケツを持た ずに移動してきていたので撮影だけにしてリリース。
しかし餌の補給で拠点に戻る頃になって、ようやく危機感が浮かび上がってきた。
そろそろ撤収を考えなければならない時間帯だが、このままではキープが無い。イカン、ちょっとくらいお土産をキープし なければ。
少々焦りながら探っていくが、こんな時に限ってアタリが減ってきた様に感じる。
焦りで釣り方が雑になってしまったか?
更にこんなタイミングで得た良型らしきアタリをバラしたりすると、やりきれない気分だ。
結局19:30頃、どうにか22cm程のメバルを2匹だけ無理やりキープして竿を納める事とした。
次にこの釣り場に来るのは来年になってしまうだろうけど、その時は時間を気にせず滞在出来るように備えたい。