2011年11月23日 | 外港根魚探索 |
(俺) |
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祝日の今日も普通に働いた俺は、仕事帰りに暫くぶりに外港へ寄り道してみる事にした。
AM5:05。外港の堤防付け根付近に駐車して釣り場を物色してみると、まだ真っ暗な状況ながらベタ凪&微風という 穏やかな環境だった。ただ、思いの外寒い。
とりあえずサクッと得意の根魚ロッドを組み、堤防付け根から夜型の釣法で釣り始めてみた。
すると開始早々小型の反応が出て、8cm程のメバルの稚魚が釣れた。
更に同じポイントを攻め続けるとキンギョ混じりで同様のメバルが数匹続き、そのうち18cm程のウミタナゴもGET。
このポイントは以前刺身サイズのカサゴを得た岸壁の角で、今日もキープサイズを期待していたがなかなか難しいようだ。
でもウミタナゴを釣ったのも久しぶりだなぁ。
いずれの釣果もリリースし、角のポイントからは小型しか出ない事を悟ったので、堤防沿いを探りながら少しずつ先端に向 けて移動する。
そして間もなく、ようやく竿先が重さを感じるアタリを捕えて釣り上げたのは18cm程のカサゴだった。
それまで本当に小さい魚ばかり相手してきたので、いつものリリースサイズのこのカサゴが大きく感じてしまう。
撮影後にリリースしたものの、ようやく本命の魚信を体感出来てちょっと満足した。
そして少しずつ周囲が明るくなってくると、一段と冷え込みを感じるようになってきた。むうう、結構寒いぞ。
今日もそれほキープに拘らないのだが、それでもせめてもう少し魚信を味わいたい。
仄かな西風もあることだし、目覚めたフグ共を避けるためにも、ここで堤防外側のテトラ帯に降りてみた。
静かな朝焼けを眺めながらテトラの隙間に仕掛けを送り込んでいくと、匂いに気付いたキンギョ達が寄ってきてよく 釣れてしまう。
どうにかキンギョ達を避けて仕掛けを下の方へ送る努力を続けていく。
しかし何度か水中の仕掛けを操作していた時、不意に仕掛けが見えなくなって道糸が不自然に横へ流れた。
いつもの癖でいきなりアワセたりせずに、ついつい穂先で薄くテンションを掛けながら聞きアワセに入ると、間違いなく 何かが餌を食って移動している。
ぉおお、これぞ鈍い根魚の感触だ!サイズもそこそこありそうな重量感である。
あまり泳がせると根に入られたりして不利になるので、相手の情報を感じ取った瞬間にアワセを喰らわせた。
獲物は狭い隙間をなかなかの引き応えで暴れてくれて、道糸がテトラに擦れて嫌でも根ズレしてしまう。
そしてどうにか無事に水面まで連れ出して引っこ抜いてみると、正体は20cm程のソイだった。
アレー・・やはり感覚がおかしくなってしまったようだ。もっと大きな獲物に感じていたのに、実際はこのサイズか・・。
やはりいつもの釣り場と比べると、小魚の比率が高いので感覚もそれに慣れてしまったようだ。
とはいうものの大したサイズでもない魚の引き応えで、これ位ときめく事が出来たのはお得な体験だろうか。
仕事帰りにしてはそれなりに満足出来たので、6:40頃にキープが無いまま納竿とした。
そういえば先月見た黒鯛の群れは今日は姿が見られず、サビキ釣りをしていた人に聞いても暫く黒鯛は見ていないとの事 だった。あれは一時的な現象だったのだろうか。