2011年4月30日 | 白昼堂々 |
(俺) |
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今回は朝を待ってからの根魚ハントという事で、久しぶりに陽が昇りきった堤防での釣行だ。
本当は昨夜からの釣行を予定していたのだが、思いの外風が強くてなかなか治まらなかったのだ。
そしていざ釣り場に着いてみると現場は快晴にベタ凪。昨夜の強風は嘘の様な環境となっていた。
早くも暑さを感じて上着を一枚脱ぎ、サクッと仕掛けを作ったのはAM6:40。潮は中潮で、下げ五分位の状況だ。
とりあえずまずは堤防屈曲部の大きなポイントを探ってみる。ここはかつて主を釣り上げたポイントでもあるのだ。
すると1投目から海底で何かがHIT。主を釣った時とはレンジが違うものの、これもなかなかの重量感と引き応えだ。
引き方はカサゴともメバルともとれない感覚だが、間違いなくキープサイズのそれに心が躍る。
しかしあとちょっとで水面というところでテトラと堤防の隙間に入り込まれてしまった。根に入られた魚を回収する技を駆使 しても効かない形の根の様で、以前もここに獲物に逃げられて諦めた経験がある。
こうなってしまっては仕方がない。まだまだ獲物の引き応えは感じられるものの、結局諦めて仕掛けを強引に引き抜いた。厄 介な根が良型の守り神ってところか。
そして仕掛けを作り直して再度同じポイントを攻めると15cm程のカサゴを釣って本日の1発目を飾り、その後もテトラ帯 を昼型の釣法で探っていくとコンスタントにカサゴが釣れてきた。
適度にサイズを選びながらキープを得つつ、久しぶりに探る穴の一つ一つを入念に攻める。
ゆっくり探り続けて3時間以上経ち、干潮の潮止まりを迎えて一時的にアタリが遠のいたが、10分程耐えていると再びアタ リが出始めた。
朝の釣り始めたエリアからだいぶ離れたポイントまで来て、ようやくメバルの反応が出るようになってきた。
狭い穴から微かに伝わってくる微妙な反応を聞きアワセするのがこの上ない快感だ。メバル達は群れているようで、同じ穴か ら20cm前後のサイズが連釣してきた。
今回も訳あって持ち帰りを多めに必要とする為、キープサイズを20cmまで引き下げてバケツに放り込む。
そして10匹程釣り上げた後で掛かった25cmを最後にキープして、早めの撤収という事にした。
今回は午前中の約半日だけの釣りだったが、久しぶりに昼型の釣法で聞きアワセも満喫出来たので満足だ。
だいぶ暖かい時期になってきた事だし、ぼちぼち違う獲物も釣りたくなってきたかな。次は何処へ行こうか。