2011年4月8日 | 2011初単騎 |
(俺) |
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今頃になってようやく俺達的ないつもの釣り場での釣行が決まった。
今回は単独で根魚を狙っての夜釣りという事で久々の釣り場へと赴いたのだが、天気予報ではしっかり雨が予報されている。
しかしそうは言っても釣り始めた時点では風もなく、まだ降り始める直前といった感じでギリギリで持ち堪えていた。
そんな状況で俺は雨具を拠点に備え、20時過ぎから釣り始めた。
釣り始めると間もなく20cm程度のカサゴが釣れて、とりあえずバケツに放り込む。今日は大潮の後の中潮という事で潮に 関しては特に心配もないし、むしろ鯛の実績が多い釣り場なので、どちらかというと外道としての鯛にも期待しながら探り歩く。
予想通りというか、いつも通りに入れ食いのような状況でカサゴばかりを釣っては放ちながら歩いていると、22時頃になっ てようやく違うタイプのアタリを感じ取った。
心をときめかせてアワセを喰らわすと、カサゴとは違った瞬発力のある引き応えだ。
しかし待望の黒鯛にしては軽く、スケールが小さい。
そして無事に引っこ抜いてみると、獲物の正体は23cm程度のメバルだった。
嬉しさ半分、半分落胆といったところか。しかし今日は前回の小川の釣果に引き続き平均サイズが若干良いのでキープもそこ そこ揃っている。
本来なら放っているサイズだが、今回はある目的の為にキープの山に加えさせていただく事に。
やはり俺的にメバルのサイズを出すのには夜釣りよりも日中の方が向いているような気がするなぁ。
そしてメバルを立て続けにHITさせると、いよいよ小雨が降り始めた。
幸い今宵は気温が14℃位ということで寒さは感じないし、風はほぼ無風の状態なので悲観するには値しない。とりあえず急 いで拠点まで引き返し、雨具のフル装備に換えて尚も釣り続ける。
静かに降り続ける雨の中でもカサゴの活性は変わらず、時の経過と共に平均サイズも上がってきたような気がする。
既に時間は25時を回っている頃だが、暗闇の堤防上で俺はただ一人、濡れた肌から湯気を立たせながらキャッチ&リリース を続けていく。
それから少し経って26時を過ぎるとさすがにカサゴの反応も渋くなり、釣れる間隔が徐々に長くなってきた。
ちょうどその頃、25cm程度のカサゴをGET。本日最長寸を記録したその獲物の口の中にはなんと、5cm程の生きたナベ カ(ギンポの仲間)が入っていた。
ちょうどナベカを捕食した直後に針を食ったのだろう。針を外すついでにナベカを海へリリースしてやる。
その後は更にアタリの頻度が減っていき、ぽつりぽつりと釣り上げてはいくが、さすがに閉店の雰囲気になってきた。
いつもならば一度くらい鯛のアタリは出るところだが、今宵はそれっぽいものを感じる事が出来ないまま時は過ぎてゆく・・。
いつもあれだけ見えていた黒鯛達は何処かへ行ってしまったのだろうか?
そして雨が止まないまま27時に差し掛かった頃、餌切れとなって撤退。
今回もカサゴがよくアタり、平均サイズも若干良かったので少しキープを多めにしたが、期待していた黒鯛には会えなかったの
が心残りといったところか。
次回も根魚狙いでいこうかな。
・・そーいや今回もキンギョが釣れてこなかったが・・時期の問題だろうか?良い事ではあるが、この静けさが不気味でもある ・・。