2010年9月17日〜18日 | 長潮で大火傷 |
(俺・タイソン・GO君) |
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今回も俺達的な釣行パターンでいつもの釣り場を釣る。
いつもより少々遅れ気味で釣り場に着くなり俺達は3人揃っての根魚狙いから始めてみた。
しかし釣り始めてから1匹目が出るまでにやたらと時間が掛ってしまった。タイソンもGO君も同様に苦労しているようだ。
今宵は小潮から長潮になるところで、25時近くの満潮に掛けて上がっていくところだが、先日の雨の影響なのか水面には草やゴミ がたくさん流れていて釣り難い。
各自がどうにか1発目のカサゴを釣り上げた後も魚達の食いは渋いまま時は流れ、消化不良なまま24時を過ぎた。
そして本命の根魚は数も型も出ないままキープゼロで夜の釣りを諦めようとした頃、タイソンの竿にやや重いアタリが出て何かが HIT。
少々元気の良い引き応えを往なして無事に水面に浮かべ、俺がタモ入れして無事にGET。
獲物の正体は35cm程の黒鯛で、タイソン的にこの釣り場では初となる鯛という事で喜んでいた。
しかしその後は俺達的にキープ出来る獲物が他に出ないまま、翌朝の青物狙いの支度を整えて仮眠に入る事とした。
翌朝、日の出前の真っ暗な時間から起きた俺達は、軽くパムを喰らって早々にサビキ釣りやジギングに勤しむ。
迫りくる日の出を前に、徐々に周囲が明るくなってくるのを感じながら、まだかまだかと本日の1発目を心待ちにしていた。
そして待ちくたびれた頃、ようやく俺のサビキ釣りの仕掛けに鯵がHIT。しかし泳がせ釣りの餌サイズを期待していたのに釣れた
のは28cm程の9寸クラス。不満は無いが、今は豆鯵が欲しい・・。
9寸クラスは直接クーラーBOXへぶち込んでそのままキープとした。
しかし日の出を迎えても、俺達のサビキやジグにはなかなかマトモな獲物が掛らない。
今日も海面はベタ凪で風も微風。濁りも特にない状態だが、青物の反応やナブラがまるで感じられないまま時間が過ぎてゆく。
昨夜の根魚不良の流れからして早くも貧果が心配される状況となり、俺達は祈るような気持ちで竿をしゃくっていた。
そしてだいぶ明るくなった頃、足元を探っていたタイソンにようやく青物がHIT。
俺とGO君の羨望の眼差しを一身に受けて、右往左往する獲物とのやり取りを満喫するタイソン。
そしてタモ入れして堤防上に引き上げてみると、獲物は約40cmのカンパチだった。前回ナオキが釣ったのと同じようなサイズだが 、それでも引き味は充分楽しめるものだっただろう。
俺は稀に釣れる豆鯵やイサキの稚魚でなんとか泳がせ釣りを開始したものの、その稚魚をガッツリ喰らう程大きな獲物は回っていない らしい。
気がつくと辺りには細かい魚のライズが発生していた。
よく観察していると、どうやら20cm程のイワシがシラスのような何かの稚魚を捕食している・・なんとイワシのナブラだ!
サビキを投入してみると20cm付近のウルメイワシが針掛かりしてくるが、いくら貧果と言っても今日はこれをキープする気力はな い・・。
本来このイワシを追ってくるべき青物は一体何処をほっつき歩いているのやら・・。その後も長らくイワシ達の王様状態は続き、俺達
は特に目ぼしい釣果を得ることが出来ないまま帰還という事となった。
この美味しい時期になんたる失態・・次はしっかり釣果を出したい。