2010年6月5日

梅雨は何処へ

(俺・ナオキ)



 AM5:40頃に釣り場に着いた俺達は、快晴・無風・ベタ凪と三拍子揃った快適な状況の中で釣りを始めた。

 今日は俺はカサゴ狙い一本、ナオキは落とし込みメインでサブウェポンにカサゴ狙いの道具を持参している。

 相変わらず型揃いのフグ達の猛襲の中、俺はゴツい仕掛けで一気に包囲網をブチ破って海底へ餌を運ぶ。今回は餌をサンマの切り身に してみたが、餌持ちはよろしくない。

 ナオキの方はカラス貝を使った落とし込みで探り歩き、開始早々アタリが頻発。早速1匹バラしてしまった。

1発目

 しかしジアイなのかアタリは続き、6:20頃にようやく本日1発目を釣り上げた。

 1発目は42cm位の黒鯛だったが、サイズの割りに引きが強かったようだ。

 とりあえずストリンガーに掛けてキープ。

 俺の方は本命の反応が乏しくてだいぶ苦戦を強いられていた。

 海底を探っても反応が無くて仕掛けを回収する時、中層でフグに気付かれて回収中の餌を猛襲されてしまうのだ。

 おまけに仕掛けを水面から上げた時、勢い余ったフグが水面から飛び出してしまうという有り様である。
  やれやれ・・どんだけ貪欲なんだ・・。

 それでもそんな環境の中、だいぶ経った頃にようやく釣れたカサゴは26.5cm。なかなかの引き応えを味わわせてくれた。

 時間は9時を回った頃、少しずつ南風が出るようになってくると黒鯛の反応は薄れてきたようだ。ナオキがどうにか2匹目の鯛を仕留 めた後は暫くの間気配が失せてしまったようで、ナオキもカサゴ狙いへと参入してきた。

 しかしその後も魚信は乏しく、俺が2匹目のカサゴを釣った後は釣果も打ち止めとなってしまったようだ。
  昼過ぎまで粘ってみてから終了とした。

 時期的にだいぶ暖かくなってきて、今日の日差しなどは夏を思わせる程でもあったが、静岡県には未だに梅雨の気配が感じられない。
  釣り人の立場としては楽ではあるが・・今年は春までの間によく降ったからその影響だろうか。

 現状の天気予報では来週末までも雨の気配がないので、次回は暫くぶりの登場となる男と一緒に久々な釣り場へ行こうかと計画中であ る。



貧果



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