2010年5月21日 | 快適な夜 |
(俺・GO君) |
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今回はGO君と2人で根魚狙いの釣行だ。快晴な今日は小潮ということで、深夜は中途半端な潮位でダラダラと下がっていくらしい。
俺達は夕マヅメに間に合わせるように釣り場に赴き、ゆっくり釣り始めた。
本番の夜までの間俺はゴツい仕掛けで釣り始め、GO君は軽くサビキ釣りで様子を見る。
開始早々に俺は20cm程のメバルで1発目を飾り、その後も15〜20cmのカサゴが続いた。しかしGO君のサビキの方はイマイ チ反応が無いようだ。
程なくして日没を迎え、俺達はそれまで使っていた竿を片付けていつもの釣り方に移行。餌はやはりGクリル一本だ。
夜型の釣法に切り替えると2人共幸先良く爆釣モードだが、サイズはイマイチ・・。
リリースを繰り返しながら探り歩いていくと、ある程度の距離毎にアタリの頻度や獲物の平均サイズにムラが見えてくるので、俺達的 に都合の良いエリアを探索しながら釣る。
釣り始めてだいぶ経った23時頃、それまで釣ったエリアの中で一番良さ気なポイントを探し当てたようだ。GO君にも声を掛けて2 人で攻めた。
・・が、どうもこのエリアの魚は食いが渋いようで、アタリこそ入れ食いなのになかなか針に乗らない。毎度飲ませる位(釣り針を) まで食い込ませなければ餌がいっぱい無駄になる感じなのだ。
それから適当にカサゴを数匹キープした頃、それまでのアタリに比べて一際重い反応が出た。
真っ暗な海面に一筋の黄緑色の閃光が走り、ラインが一気に引きずり出される。黒鯛のようだ。
充分に引き応えを楽しんでから水面に寄せて空気を吸わせ、自力でタモ入れを完了させてみると獲物の正体は42cmの丸々とした黒 鯛だった。
今日も外道によって強力な引き味を楽しんで満足だ。しかもキンギョやメジナ等の他の外道は一切釣れてこない。
ベタ凪・快晴・ほぼ無風で他の釣り人も居なくて実に環境が良い。ずっと続けていたいような状況だが、深夜になってから俺達は無性 に足が痛くなってきた。
疲れが足元に集中してきたような感じか。魚の反応はまだまだ続いていたが、疲れに負けた27時頃に終了とした。