2010年1月16日 | 2010参発目 |
(俺・タイソン) |
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俺的に昨年末以降テンポ良く釣行を重ね続けて、早くも今年3回目となる今回の釣行はタイソンの初釣りをサポートする(?)という 形の内容だ。
日頃から信頼している某天気予報も、今日一日穏やかな日和を予想しているので実にありがたい。実際に海面はベタ凪で風も微風以下 と、人間的にもメバル的にも実に環境が良い。
薄ら寒い早朝から準備を整えた俺達は、本日一番乗りの暗い堤防で根魚を狙って釣り始めた。
釣り始めて程なくして俺達は18〜20cm程のカサゴを釣った。タイソンは今年はカサゴからスタートという事で、まぁ一安心とい ったところか。
しかしその後がなかなか続かず、リリースサイズの根魚がぽつりぽつりとたまに釣れる程度の貧果タイムに陥ってしまった。
今日は大潮だが、潮には関係なくこういった状況は珍しくはない。俺達はジアイの到来を心待ちにしながら、反応の薄いテトラ帯を探 り歩いた。
・・が、今日はどうも貧果タイムがやたらと長いようだ。単発のアタリも疎らなまま時刻は昼を過ぎ、キープも殆どないまま夕暮れを 迎えてしまった。
うーむ・・例年ならば型モノの根魚がコンスタントに出る環境のはずだが、コレは一体どうしたことか。比較的サイズの出やすいメバ
ルも今日は22cm止まりという体たらくだ。
イカン、尺とか言ってる場合ではない。
土産の量が心配になってきたタイソンはキープサイズを若干落とし始め、万一日没後の釣りまで貧果だった場合に備え始める。
そしてマズメ時も然したる釣果を出せないまま夜を迎え、俺達は釣り場を変えて夜型の釣法に切り替えた。
すると夜釣りの方はいつも通りに安定した入れ食いモードのようだ。風も波も相変わらず穏やかで、釣り易さは維持されたままだ。
実は今日はタイソンの初釣りと、更にはタイソンの初黒鯛を狙う目的もある。黒鯛の方はあくまで根魚狙いの外道的扱いではあるが、 今まで黒鯛狙いの釣りをやった事のないタイソンとしては是非釣れてほしい獲物だ。
いつも通りの釣法を維持しながら根魚を釣っては放ち、更には一回り強烈なアタリを求めて探り歩く俺達。
しかし結局その後、納得できるサイズの根魚どころか黒鯛さえ釣ることが出来ないまま失意の撤収という事となった。
終始穏やかな環境だったとはいっても、凍て付く気温だけはどうにもならない。だいぶ辛抱しながら粘ったものの、悴む手先が赤く腫れて
暫く経った頃に予定より早めの帰還とした。