2008年12月23日

風+若潮=?

(俺・タイソン・ミハラ)



 北風が少々ウザい祝日の朝、俺達はいつもの釣り場へ向かった。今回はミハラとタイソンの3人で夕方まで根魚を狙う。
  このシーズンが始まってからはタイソン的には初めてとなるし、ミハラにとっても久しぶりの餌釣りだ。

 釣り場に着いた俺達は皆同様の仕掛けを作って、思い思いのポイントへ仕掛けを振り込む。

 そして程なくしてそれぞれが20cm付近のカサゴを釣り上げて、早々にボウズを逃れた。しかし未だにキンギョやクサフグ、木っ端 グレ等の外道が居るようで、本命ばかりの釣果にはなりそうにないスタートだ。

 それから40分程経って、俺の竿に本日初のメバルの反応が出た。
  心地よい引き応えを味わってから引っこ抜いたのは25cm。まぁまぁといったところか。とにかく他の2人にも反応が出てくれるように 祈る。

数年ぶりのメバル

 しかし連釣には繋がらず、時間を置いてはぽつりぽつりと20cm付近のカサゴ・メバルが釣れるという感じで、なかなかキープ出来 る獲物が掛からないまま陽が昇ってきた。

 そしてだんだんと風が東よりになってきた頃、ミハラ的に久しぶりのメバルをGET。

 23cm程度ではあったが、暫くぶりの獲物にちょっと嬉しそうだ。とりあえずキープした。

 空は晴れてはいるが風力は収まらないまま昼を迎え、俺達は昼食を挟んで尚も根魚を狙い続けた。

 ここまで3人共カサゴは釣れたものの、メバルに関してはタイソンだけ出遅れている。タイソンとしたことがどうしたことか。

 俺とミハラが適度に釣っては放つのを見て、タイソンは焦るばかりの状態だ。

 それから14時近くなった頃、だんだんと東風が南風に変わってきた。

ようやく釣れた

 相変わらず風がウザい中で各自が散開して釣っていると、離れた所からタイソンが魚をぶら下げて歩いてきた。

 どうやらこの時間になって、ようやく本日初メバルを釣ったようだ。

 サイズは24cm程度だが、ホッとした感じのタイソン。

 獲物をバケツにキープして、更なる釣果を求めて探り出す。

 これでようやく3人共根魚をキープ出来た訳だが、どうも今日は反応が渋いようだ。

 全般的に魚信はいつもの6割程度といった感じだろうか。釣れてきたサイズも小型主体で、メバルでさえも25cm以上が望めない状 況だ。

 誰かが1匹釣っても後が続かず、ジアイらしい時を感じることが出来ない。

 その後も暫く我慢の釣りを続けたが、目立った釣果がないまま16時過ぎに竿を納める事となった。

 後になって考えると今日は若潮で、一日中干満の差が小さかったような気がした。やはり潮の動きが大きい方が良さ気なのか。

 久々の同級生同士での釣行も貧果となってしまったが、次回はもっとコンディションの良い時を選んで行きたい。



貧果



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