2008年10月25日 | サビキは好調 |
(俺・GO君) |
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まだ暗い時間に釣り場に着いた俺達は、いつもの釣り場で最近好調なサビキ釣りから始めた。
今日は明るい時間は2人でサビキ釣りと泳がせ釣りをして、夜は俺がカゴ釣りでGO君はぶっ込み釣りを敢行する。
まずは2人で泳がせ釣りの餌とキープ出来るサイズのカマスや鯵を狙う。空は少々曇り気味だが、風は無くベタ凪だ。幸い前日までの 雨による濁りも殆ど感じられず、環境は上々かと思われた。
しかし今日は釣り始めてから暫くの間、2人のサビキには全く反応がみられない。薄暗い周囲が刻々と明るくなっていくにつれて徐々 に不安が募ってきた。
そしてようやく獲物が釣れ始めたのは完全に明るくなったAM6:30過ぎだった。ぽつりぽつりと20cm付近の鯵とイサキの稚魚 が釣れ始めた。
さっそく小型のイサキを泳がせ釣りの仕掛けにSETして投入し、引き続きサビキをしゃくり続ける。
そして7時前になって、GO君のサビキの竿が大きく絞り込まれた。
今日も泳がせ釣りの竿を差し置いてサビキに青物が掛かったのか?
ドラグを使って充分に獲物を泳がせながら、慎重に水面へ寄せるGO君。彼の中ではまだ見ぬカンパチの事で頭がいっぱいのようだ。
しかし無事にタモで掬い上げてみると、獲物の正体はなんと34cmの尺鯵。今回もまた、GO君的な記録サイズを更新する事が出来 て感激の様子だ。いいなぁ・・。
更にGO君は尺鯵の後に25cm程のメッキも追加。こちらもGO君的に初めて釣ったそうだ。
尺鯵・メッキは単発だったものの、今回はいつもよりイサキと鯵の比率が高いようだ。しかし鯵は20cm以下のものが釣れず、生き 餌に使うにもキープするにも使い辛いサイズばかりだ。
その後、鯵の群れが遠ざかったのを感じ取った頃に今度はカマスが釣れ始めた。
釣れてくるサイズは25〜31cm程度だが、今回は比較的尺カマスが多く混じっている。別の港では40cmクラスが釣れているという
情報もあるので、ここでももっと大きなサイズを期待したいものだ。
そして10時近くなった頃、それまで静かだった泳がせ釣りの竿にようやく反応が出た。
今回もやや遅めの出勤のようだが、アワせると猛スピードで走る引き応えは間違いなく青物だ。
右へ左へとダッシュする獲物をジリジ リと寄せると、今日もまた獲物の傍に数匹の青物が並走している。
無事に引っこ抜いてみると、38cmのワカナゴだった。
一緒に居た獲物達も同じ位のサイズに見えたから、平均サイズは少し大きくなっているようだ。
ワカナゴはとりあえずもういいから、狙うはカンパチだ。もうそろそろ50cmはオーバーしている頃だろう。
しかしその後ワカナゴを2本上げてからは全体的に魚信が遠のき、若干風が出てきたので昼を境に軽く仮眠を取った。
15時過ぎに目覚めて再びサビキ釣りを開始したが、まだ群れが回ってきていないようで暫く空回りが続く。しかし風は一時的なもの だったようで、気がつけばまた無風で釣り易い状況となっていた。
やっと魚信が出てきたのは1時間程経ってからだった。カマスから釣れ始めてイサキ・鯵と続いてワカナゴもきた。
しかしカンパチが出ない。泳がせ釣りのタナを何度か変えてみたものの、全くアタらないかワカナゴが掛かるだけだ。うーむ、もうカ ンパチは外洋に向かってしまったのだろうか・・。
そして周囲が闇に覆われた頃、俺達はカゴ釣りとぶっ込み釣りに切り替えて別の獲物に照準を定めた。
・・が、どうしたことかどちらも全く生命反応を感じられずに時が流れていく。
結局夜は何も釣果を得ないまま、21時過ぎに竿を納める事となった。
今回もサビキ釣りは好調だったが、カンパチにフラれてしまった事と夜釣りの反応の渋さが妙に心残りだ。次回にもう一度カンパチを 狙いたい。