2008年8月7日 | 思惑通り |
(俺・タイソン) |
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今日はタイソンの都合が良いという事で、一緒に竿を出すべく浜へ向かった。
タイソンよりも早目に釣り場へ着いてみると、堤防は昨日とは打って変わって誰も居ない。とりあえず待ち時間の間は堤防で竿を出し てみよう。
釣り始めようとしたところで常連の人が来たので一緒に釣ってみる。潮はそれほど高くはないが、若干荒れ模様のようだ。俺と常連の その人は何度となく大波の飛沫を頭から被ってしまった。
結局20分程波を被りながら釣ってみたが、反応がないままタイソンからの連絡が入ったので、俺は堤防から引き上げてタイソンと合 流した。
そして改めて入ったポイントは、堤防から東寄りのテトラ帯の脇だ。先程までの堤防と比べると沖にせり出していない分、飛距離を出 せないのが心配だが、とりあえずタイソンの隣でジグを投げてみる。
俺は道具マニアではないのであまり商品名やブランドに拘らない方だが、最近は30gのピンクのジグを好んで使うようにしている。
・・というか、ピンク色でしか釣ったことがないので他の色のものは買わなくなった。
更に厳密に言うならばジグ本体に透明のゴム(?)の様な物が巻かれていて、メッキのハゲ等の消耗を抑えるような気遣いのありがたい商
品を重宝している。
そんなお気に入りのジグを何度か投入していると、ある程度リールを巻き取ったところで急に竿先が重くなった。
トキメキを抑えて竿を水平に煽ってアワせると、無事にフッキングしたようだ。横っ走りする強めの引き応えが実に心地良い。
そして無事に砂利浜へ引きずり上げたのは38cm程のワカナゴだった。よかった、これで今年初ワカナゴも無事にGETだ。
それを見たタイソンも俺のHITした方向へジグを投げ込む。
しかしすぐには後が続かない。今日も沖の方には大規模なナブラが見えるが、近場ではナブラが見えないうえに、群れも小さいようだ 。
次の群れが近くを通過するのを心待ちにしながら投げては巻くを繰り返していると、タイソンにHIT。
引き味を充分に堪能してから浜へ引きずり上げたのは、俺が釣ったものと同型のワカナゴだった。
俺もその群れに連釣を求めてジグを放り込むが、そう都合良くはいかないものだ。
かなり薄暗くなった頃にタイソンが2匹目のワカナゴを釣り上げた後、俺達は竿を仕舞う事となった。
今回無事にワカナゴを釣って俺的な思惑通りに青物を一通り釣ったわけだが、2人で車に向かって歩きながら話している時のタイソン の言葉を聞いてハッと気付いた。
タ:「ジギングにハマってるな。」
あぁ、ハマってます・・餌釣り師の俺が、タイソンの思惑通りジギングにハマってますよ。今だけね。(笑)