2008年7月12日 | 夏到来? |
(俺・ナオキ・タイソン) |
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約3週間ぶりにいつもの焼津の釣り場へ着いたのはAM5:00頃で、周囲は完全に明るくなっていた。
今回は俺とタイソンは根魚と黒鯛を狙い、ナオキは豪華な餌で石鯛を狙う。
堤防先端付近に陣取ったナオキがピトンを打ち込んで釣りの支度を始めた頃、俺は早くも本日1発目のカサゴをGET。タイソンも少 し遅れて仕掛けを作り、間もなくキンギョで1発目を飾った。
今日は小潮という事で、釣り始めて間もなく満潮の潮止まりを迎えるが、幸いカサゴの魚信はぼちぼち続いて楽しい。空も快晴で、今 日は暑くなりそうだ。
そのうちナオキも仕掛けを投入し、そちらに石鯛が掛かることも期待しながら俺とタイソンは堤防とテトラ帯の隙間を探り歩く。
さすがにキンギョやベラ、フグ等の外道が五月蝿いが、今日は割りと安定して魚信が続く。
暫くキャッチ&リリースを繰り返していくと、なかなかの引き応えで22cm程の本日初メバルが釣れた。
外道と本命の割合で言うと丁度半々といったところか。その本命の割合を分析すると4:1位でカサゴの方がよく釣れる状況だ。
同じ釣り方と餌で攻めるタイソンも同様な内容で探り続けるが、今日は竿先を絞り込むような強烈なアタリはまだ出てこない。
陽が高くなって休憩ついでにナオキの釣座を訪れてみると、未だに釣果は出ていないようだ。難しい釣りだから仕方が無いが、見て いると竿先には頻繁にアタリが出ている。
どうやら殆どが外道の餌取りのアタリらしく、餌の付け替え作業で結構忙しそうな釣りになっている。潮の流れが手前に来てくれれば 本命が寄ってくるというので、そうなることを祈るばかりだ。
ナオキの様子を見てから再び探り歩くと、気温がだいぶ上昇してきたようだ。釣れるペースも低調になってきて、少々ダルさを覚えて
きた。
あまりに暑いので軽く海水浴をしてしまった。梅雨明け宣言はまだ聞かれていない静岡県だが、この陽気はもはや夏だ。
昼を迎えても天候は衰えず、ナオキは所用の為に帰還。結局石鯛釣りはボウズに終わり、外道のカサゴをタイソンにプレゼントしただ けだった。
その後、残った俺とタイソンは疲れと暑さでグロッギーとなり、適度な風と日陰の場所でぐったりと休憩しながら夜を待つ。
根魚は全般的にアタリが遠のいているので、暗くなってからの黒鯛狙いに備えておこうという事なのだ。
しかし17時を過ぎた頃、タイソンが急用で帰還する羽目になってしまった。
もうちょっとで暗くなってくるという時だけに残念だが、仕方が無い。俺も一緒に竿を納める事にした。
今回は根魚はぼちぼち釣れたがキープした数は案外少なく、タイソンが22cm付近のカサゴとメバルを6匹キープしただけだった。
俺は面倒だったのでキープは無し。
タイソンの黒鯛デビューは流れてしまったが、次にここへ来る時こそ夜メインで来たい。