2008年4月29日 | キンギョ90% |
(俺・タイソン) |
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今日は昨年秋以来の小川の釣り場で、タイソンと2人で根魚を狙う予定である。
久々の釣り場へ着いたのはAM11:40頃だった。天気は良いが、少々南東の風がある。しかし釣りに差し支えるほどではないので 、俺達はサクッと仕掛けをセットしていつもの釣り方で釣り始めた。
とりあえず俺が最初に向かったのは、前回主を釣り上げたポイントだ。新たなる後任の主が居ついていないか、期待しながら仕掛けを 送り込んでみた。
・・が、開始早々キンギョの猛襲を受けて仕掛けを思う様にタナへ運べない。近くで始めたタイソンは割と早めにカサゴを釣ったもの の、後が続かずにキンギョに悩まされている。
俺は暫く粘ってみたが、結局本命のアタリは得られなかった。今日は留守なのか主というポストがなくなったのかは謎のまま、俺達は 移動しながらの探り釣りをスタートした。
昼を過ぎた頃から風が若干強くなってきたようだ。俺達はキンギョに悩まされながらひたすら忍耐の釣りを続けた。釣り始めて3時間
近く経つのにキープは2人でゼロ。
やはりキンギョ共には潮など関係ないようだ。
まともな根魚の反応なんて殆ど無いのに釣りを続けられる理由は2つある。1つはそれなりに実績のある釣り場であるという事。もう 1つは日没以降から本命の活性が間違いなく上がるという事だ。
そもそもこの釣り場のキンギョは魚影が濃いということは最初からわかっている事なので、本命に餌を運ぶ努力を続けるだけだ。しか しダルいものだ・・。
そんな状況ながら俺は、14時半頃にようやく25cmのカサゴをキープ出来た。やはり単発で終わってしまったが、ちょっとだけ安 心した。
そして不毛な釣りを続けた末、ついに日没に差し掛かってきた。これほど日没が待ち遠しく感じたのも久しぶりな気がする・・。
今回俺達はマヅメ時に備えてルアーロッドも携行してきている。俺はまたも渓流用ルアーで根魚にTRY。タイソンはエギとミノーを 使い分けてイカやシーバス等を狙ってみる。
しかし暗くなるまでの2時間程度では2人でも釣果は出せず、ルアーの難しさが身に沁みてわかったところで再び2人で餌釣りに戻っ た。
そして餌釣りに切り替えてみると早速入れ食い・・とはならなかった。ジアイではないのか、カサゴはぼちぼち釣れるものの爆釣には 至らない。おまけにキンギョの活性も衰えていないようで、餌の消費が激しい。
暫く釣り歩いた20時頃、潮通しの良い堤防先端へ到達した頃にようやく根魚が連釣するようになった。20〜24cm程度のカサゴ とメバルがパタパタっと釣れ始めた。気付けば風は何時の間にか収まっている。
ジアイなのか・・?これが通常のペースくらいでないと困るくらいだが、その中から俺は26cmのメバルをキープ。タイソンもサイ ズを選びながらキープに勤しむ。
しかしジアイらしい時間帯も20分程で納まってしまい、再びキンギョのラッシュが始まった21時頃に釣りを終了した。
帰り際にヘッドランプで堤防際を照らしてみると、見える範囲だけでも半端ない数のキンギョが漂っている。これは仕掛けがタナまで
下りない訳だ。
他にもクラゲとナマコ、アメフラシも異様に多かった。
久々の小川での釣りは、一応サイズは出たものの本命の数に対してキンギョの割合が多過ぎて、なんともダルい結果になってしまった 。根魚を狙うならもっと寒い時期に来た方が楽だったなぁと、終わってから思い出していた。