2008年2月1日 | 唐突釣行 |
(俺・ナオキ) |
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金曜の夜、明日の釣りに備えてまったりとくつろいでいると、伊豆から帰ってきたばかりのナオキから唐突に釣りに誘われた。
そして予てから誘われていた清水港の某波止場へと、急遽2人で向かうことになった。
予定外の急な釣行ということでバタバタしながらも、21:30頃になって無事に目的地に到着。俺的に未知なるこの場所は、大きな 船が停泊していて水銀灯の明かりもあるところだ。
空は曇っているようだが風は微風だ。ただ、さすがに結構寒い。しかしナオキ的には何度かここへ来たことがあるようで、陸っぱりに してはかなり魚影が濃いようだ。とりあえずは仕掛けを作り、寒さを吹き飛ばすような釣果を目指してみよう。
障害物の無い岸壁を2人でオキアミ餌の仕掛けで探ること10分。ナオキが釣った本日初HITは18cm程のカサゴだ。そして暫く 経った頃に俺にも同様なカサゴがきた。
少しずつ移動しながら根魚を探っていくが、釣れてくるのは20cmまでのカサゴとメバルばかりで、期待していたほどの魚影には感 じない。
しかし暫く釣っていると、時折水面に何かがボイルしていることに気付いた。どうやら40〜60cm程のシーバスが数匹、この周辺 にいるようだ。
なかなか反応が渋い根魚狙いに見切りをつけ、俺達は仕掛けをそのまま流用して前打ちのような釣り方でシーバスを狙ってみる。オキ アミなんかに喰らいついてくるかはわからないが、ルアーのように引っ張りながらアクションを加えたりすればもしかしたら・・。
水面の様子を注意深く見ながら仕掛けを振り込んでは引っ張るを繰り返していると、どうもボイルしているのはシーバスだけではない という事に気がついた。もっと小型の魚もいるようだ。
どちらにしてもこの仕掛けでなんとか釣ってみたい。というか、他に仕掛けが無いからこのやり方でしか対応できないのだ。
そして不毛な釣り方を始めて1時間近く経過した頃、ついに俺の仕掛けに何かがHIT!
引き具合からして大きなシーバスではないようだが、なかなか瞬発力のある引き味だ。ドラグを使う程ではないが、初めての釣り場での未
知なる獲物を相手に心が浮つく。
そして無事に釣り上げたのは、25cm程の鯵だった。
なるほど、シーバスはこの鯵を狙って徘徊していたのか。型もまあまあだし、とりあえずキープすることにした。
それから程なくしてナオキも同型の鯵をGET。しかしその後はボイルがなくなり、群れが去ってしまったようだ。
寒さとやる気が限界に達した25時過ぎに撤収することになった。
今回は急な釣行で情報も少なくて満足な釣りが出来なかったが、この釣り場はまた来る価値がありそうだ。次回はルアーでもやってみ たい。