2006年8月12日〜13日 | 牛丼杯第46回戦 |
(俺・マッサ−・ナオキ) |
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今年も盆休みを迎えて初日から焼津の海で釣りをすることになった。気がつけばこの第4回ステーキCUPも何時の間にか勝率が並ん でしまい、無敗伝説への気力はどこへやら。だんだんまったりと釣るようになってしまいました・・。
今回は堤防に泊り込んでの牛丼杯だ。焼津にはまだ青物の気配は感じられないが、俺達はそれぞれの狙いを定めて勝負に臨んだ。
出発前にちょっとアクシデントが発生したが、AM6時頃にいつもの焼津の釣り場に到着した。
俺は根魚狙いで即釣り始め、マッサーは投げサビキ釣り、ナオキはダンゴ釣りでスタートだ。
しかし根魚はポツリポツリといった具合で、20cm以下のカサゴがたまに釣れる程度でキープには至らない。ここ最近は良型のメバ ルやカサゴに会えなくなってしまった気がする。
マッサーは豆鯵を少々キープする事が出来たようで、サビキの竿を片付けてぶっ込み釣りを始めた。今回も活餌を使った大物狙いのよ
うだが、あくまでそれはサイドアーム。メインは更に別の投げ釣りの竿を出してのキス狙いだ。
この男、完全に黒鯛から逃げているな・・。
俺はいつものように足を使ってひたすら探り歩く。
既に陽は高く、風も無い炎天下である。雨が降らない限り帽子を被らない俺にはけっこう厳しい環境だ・・。強烈な日差しに耐えながら、
ひとつひとつの穴を上から下まで探っては移動を繰り返していく。
しかし昼過ぎになっても俺はキープ無しの惨状だった。メバルはどこにいるのだろうか・・気力が持たなくなってきた。
ナオキの方もイマイチ調子が出ないようで、同様にキープ無し。マッサーはなんとか小型のキスやメゴチを釣ってキープしているが、 得点に結びつく獲物はないようだ。
この聖地にてこの貧果・・一体どうしたものか。海は荒れてもいないし、濁りも特に無いのだが。
全員の様子を確認した俺達は、あまりの貧果ぶりにここでの釣りに不安を覚えて、牛丼杯史上初となる場所換えをする事にした。
小川へ移動したのは15時過ぎだった。
各自先程の釣り方で再スタートをしたが、ここでもあまり反応が無い。
俺も昨年末に何度も取り逃がしている主を捜索しに行ってみたものの、残念ながら見つけ出すことは出来なかった。
そして夕マヅメになっていよいよまともな釣果が期待される時間帯になり、ようやくナオキがまともなアタリを捕らえた。
なかなかの引き応えで釣れてきたのは35cmの良型メジナだ。
ここまで貧果の俺達的には明るい出来事となった。
しかしその後天気が怪しくなって、ついには小雨がパラつくようになってきた。
夜になっても満足な釣果を出せない俺となんとかポイントを得る事が出来たナオキは、早々に寝に入る事にした。
翌朝、快晴の中で目覚めた俺達は再び釣りを再開したが、相変わらず無反応な海に嫌気が差して早々に終了する事になった。
最終的な得点はナオキのメジナがトップで、俺が涙の無得点。そして気になるマッサーは・・なんと何時の間にか規定サイズ付近のキ
スを数匹釣っていて、測定することに。
その結果、キスの規定サイズである22.5cmをクリアしたのは1匹。次いで22cm、21cm・・ということになり、今回の牛丼杯
第2位はマッサーで確定してしまった。
なんてこった、これで第4回ステーキCUPの戦績は俺の2勝3敗1分ということになり、不利な状況に陥ってしまった・・!