2006年7月22日 | 牛丼杯第45回戦 |
(俺・マッサ−・GO君) |
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このレポートはマッサーが作成したものです。●○と表示されているところは俺のリアルネームを指しています。
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今回は●○とGO君と俺との3人で焼津での釣行となる。GO君と釣りに行くのは何ヶ月ぶりだろうか・・。
GO君は●ビ釣りの道具しか持っていないはずだが、何を狙うつもりだろうか?●○はサビキ釣りと落とし込み、俺はサビキ釣りとキ ス狙いの投げ釣り、大物狙いのぶっ込み釣りだ。
大物狙いのぶっ込み竿はもはや定番になりつつある。未だエイと鮫以外に釣った事がないのだが・・。
いつになったら巨ヒラメや巨鯒が釣れるのだろうか。釣れるまでしつこくやってみるしかないのであろうか。
釣り場に着いたのはAM5:30頃だった。3時集合だったのだが、車のタイヤがパンクするというトラブルがあったので少し出遅れ てしまった。
朝マヅメは3人揃ってサビキ釣りだ。GO君は●○に磯竿を借りたようだ。鯵や鯖が回遊しているということもあって期待が持てそう だ。
釣り始めて暫く経っても小鯵やスズメダイしか釣れていない。しかしGO君だけはテンションが高い。彼は何の魚でも釣れればいいよ うだ。
少し経つと●○が良型の獲物をかけた!30cm近いメジナだ。30cmあればポイント対象になるので、その場で測定しているよう だ。
●:「チィィィ!30cmねぇな・・。」
俺:「残念だったなぁ・・。 (ニヤリ)」
29cmのメジナだった。危うく朝っぱらからポイントを取られてしまうところだった。
GO君は豆鯵を量産しているようだ。ぶっ込み釣りの餌に使いたいので分けてもらって、スカリの中で生かしておくことにした。
サビキ釣りにスズメダイしか反応しなくなってきたので、それぞれ別の釣りに切り替える。GO君はカサゴ釣り、●○は落とし込み、
俺はキス狙いの投げ釣りと大物狙いのぶっ込み釣りの2本立てだ。
キスという魚は小型でもアタリが大きく出る事がある為、釣っていて飽きない魚である。食べても美味く、特にテンプラにすると絶品だ。
早速1投目から本命のアタリだ。しかしなかなか針に掛からない。
5回程アタリがあったが、全てバラした。自作の仕掛けがいけないのかなぁ・・?
今年からキス狙いの仕掛けを自作しているんだが、大物に備えて3号ハリス・10号の針にしている。自作仕掛けのような強固なキス
仕掛けは売られていない(カレイ用ならあるが、キスを狙うには不向きのような気がする)。
多少ゴツくても針とハリスの銘柄を吟味すれば、かなり良い釣りが出来るという確信があったが、市販品では同等のものが無い=釣れない
ということであろうか?
いろいろ試行錯誤していると、どうやらこの仕掛けにはアワセ方に特別なコツがあるということが判明した。
アワセを覚えてからは投げる度にキスが釣れてくる。この調子で釣り続けていれば『確実に勝てる』実感が湧いてきた。
暫くキス釣りを楽しんでいると鈴の音が微かだが聞こえてきた。大物狙いの竿に反応が出たようだ。
急いで竿を手に取ったんだが、リールを見て驚いた。ラインの残りが30m位しか残っていない。6号を150m巻いていたのだが、こん
なにラインを出されても鈴の音が聞こえなかった。
ドラグを緩めすぎたのだろうか・・?
10分位かけて獲物を引き寄せた。エイっぽい引きだと思っていたら、やはりエイだった。
4kg位あるエイだったが、食用価値が無いのでリリース(?)した。良い調理法があれば持ち帰りたいのだが・・。
エイとやりとりしているうちに●○とGO君がやって来たようだ。2人共良い釣果は得られていないようだ。●○は軽い食事を取った
後、寝てしまうようだ。
その隙にポイントを稼いでやる・・そして勝つ!眠いのを我慢し、再度仕掛けを投入した。
一際大きなアタリがあったので慎重に仕掛けを回収する。20cmと22cmのキスが一荷で釣れてきた。ついにポイントを獲得した 。5m先で●○が寝ているのでバレないようにクーラーに忍び込ませた。今日は勝たせてもらいます、うひひ・・。
先制点を獲得したのでビールを飲んで寝ようと思っていたら、●○が起きてきた。
●:「なんか釣れたか〜?」
俺:「シロギスが少し釣れただけだが・・。」
俺の言葉に不信感を抱いたようで、クーラーを開けて実際に確認してきた。
●:「小さいのばっかだな〜。」
そう言い残し、落とし込みの竿を持って立ち去った。どうやらポイント対象魚には気付かなかったようだ。これで安心して眠れそうだ 。
2時間程眠り、再度キス釣りを始める。何投かすると小さいキスに混じって22cmのキスが釣れてきた。
(これで20ポイントだ。もはや奴に勝ち目は無いだろうな・・。)
勝利を確信したが、最近の●○は昔と違って侮れない。更にポイントを得る為に気合を入れて投げる。GO君は離れた場所でエ●釣りを始
めているようだった。
暫くキス釣りを続けていると●○がやってきた。大きな獲物を2回程バラしているらしい。奴の話によると大メバルをバラしたと言っ ているが・・大ウツボじゃないのか・・?ウツボはポイントにならんとですよ・・。
話をしているうちに俺の竿に今までのキスには感じられなかった小気味良いアタリがきた!これはもしかして尺キスじゃないのか・・
?
期待しながら慎重に巻き上げる。巻き上げている最中も何度も走ろうとする。やっぱり尺キスは違うなぁ!
しかし現れた魚は23cm程の真鯛だった。尺キスではなかったが嬉しい獲物だ。写真を撮ってリリースしようとしたが、●○が「俺
に食わせてくれ〜。」と言ってきた。
(このサイズじゃあ小さいだろ・・?喰らうのか・・?)
と思ったが、まぁいいか・・。
暗くなってからはキスのアタリも遠のいてきた。GO君の●ビ竿は餌取りの反応すらなかったらしい。
今回は19時を以って撤収する事にした。
●○は何時の間にか22cmと24cmのカサゴを釣って、GO君のクーラーに忍ばせていたようだ。くそう、油断できない奴だ・・。
今回の対戦で2勝2敗1分となった。残りの5戦、キス釣りで連勝を収めてやる!そしてステーキを献上してもらうぜ!!