2006年1月29日 | ようやく初物GET |
(俺・ナオキ) |
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昨日の初釣り初ボウズを糧に、今日はそのリベンジということで、通い慣れたいつもの焼津のポイントへ行くことにした。
AM8:30。今年初の釣り場はほぼ無風で晴天である。俺は見える鯛を狙う為の仕掛けを作って堤防沿い探り出し、ナオキは終日ダ ンゴ釣りを敢行するということで支度を始めた。
しかし堤防沿いで長らく鯛を探したが、今日に限っては全く見当たらない。どうしたことか。いつもなら10mも歩かないうちに見つ かるのだが・・。
だがすぐにその理由がわかった。数百m先の堤防沿いで一隻のボートが流し釣りを行っていたのだ。こりゃあ鯛も逃げる訳だ。
暫くそのボートの様子を見ていると、どうやら何度も往復しているようだ。そんなん陸に上がって足使って釣れよなー。
おかげで俺の朝1発目の目的は消えて無くなり、意気消沈したまま根魚狙いを始めた。
オキアミを針に刺して仕掛けを投入すると、今年初の魚信を得た。しかしときめく間もなく釣り上げられたのはキンギョだった・・。
いきなりこれじゃあ今年はろくでもない年になるな・・。
それから暫くの間テトラ帯の穴を攻めていると、再びアタリがきた。今度こそ小型ながらも初カサゴをGETして、とりあえずはボウ ズを逃れることが出来た。
陽が高くなってきても風は強まることはなく、人間的には釣りやすい状況なのだが、根魚の反応は殆ど無い。去年の今頃ならもう少し アタリが出ていて楽しかったと思うが。どうしたことだろうか?
やはり愛知県民の乱獲の影響は計り知れないものがある。釣ったものをサイズや抱卵に関わらず、片っ端からクーラーボックスにぶち 込んでいくという根性を変えてもらわないと、この豊かな焼津の海に未来は無い。
明るい時間帯のうちに、早くも貧果の気配が漂ってきた。ナオキのダンゴ釣りも不振のようで、キープどころか鯛らしいアタリすらな
いという。
イカン、なんとかしなければ。
しかし日中の釣りの手段は他に備えていなかった俺達は、釣り方を変えることも出来ずに、とうとう貧果のまま夕マヅメを迎えた。
暗くなり始めてからは、俺とナオキは根魚狙いに専念した。ナオキも不毛な鯛狙いに見切りをつけたのは正解だったようだ。
なんとか飽きない程度に魚信が出始めて、20cm前後の根魚が釣れるようになった。
そして20時近くなった頃、早めの撤収。キープは20〜23cmのカサゴ・メバル・ソイを数匹という貧果に終わってしまったが、 何とか今年の初物を得ることが出来た。