2005年10月30日

何となく浜当目

(俺)



 今日は釣りの予定ではないが、ちょっとだけ陸っぱりを探索してみることにしてみた。

久々の浜当目

 自宅から15分程車を走らせて着いたのは浜当目。ここは焼津漁港から瀬戸川河口を挟んで北側に位置する海岸で、夏は貧相な海水浴 場に変身する。

 この釣り場は南側の瀬戸川河口と北側の大崩海岸に、それぞれ短くて低い堤防がある。どちらも焼津市による立ち入り禁止区域とされ ているが、当然釣り人たちは普通に釣りをしている。
  俺は北側の堤防に降りて、軽く根魚を探ってみることにした。

 日曜日ということで意外と釣り人は多い。殆どはコマセを撒きながらのウキ釣りで、コッパグレを釣っているようだ。見ている範囲で は魚よりも人間の方が多い感じか。

 俺1人だけ根魚狙いで、堤防の付け根の浅いテトラ帯から探り始める。

 そして釣り始めて20分位経過したところで本日1発目が釣れた。
  15cm程度の茶色っぽいカサゴだ。本当は釣りをする予定じゃあなかった日だが、そんな日に根魚を見るとなんだか癒される気がした。
  カサゴをリリースしてから先端に向けて探り歩く。

 しかしテトラポッドが無くなった辺りを攻めていると、突然クサフグの猛襲になってしまった。

 3cm程のミクロなクサフグ達が俺の仕掛けを包む様を見ていると、実におぞましい。

超小型

テトラが無いところでは釣りにならないことを悟った俺は、テトラ帯のみに狙いを定めて探り続けた。

 しかし堤防先端から横に伸びるテトラ帯も、昔より沈んだせいか穴が見つけにくい。おまけに波が荒っぽく押し寄せる場所なので、俺 の仕掛けでは探り辛い。

 30分程テトラ帯を攻めてみたが、全く釣果がなかった。

仕方がないので再び堤防の付け根のテトラ帯へ移ってみる。

 やはり久しぶりに訪れたせいか、以前ほど魚の反応は感じられない。俺が小中学生の頃はカサゴがもっと釣れたし、アイナメだって釣 れることもあったのに・・。

 簡単に釣れる根魚達は釣り人の増加に反比例しているようだ。まぁ、強いて言えばクサフグだけは増えた感じか。

 釣り場を堤防付け根付近に移動してから、近年稀に見るミクロクロソイを釣ってからは、完全にアタリが消えたので撤収することにし た。





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