2005年10月22日

牛丼杯第38回戦

(俺・マッサ−・ナオキ・タイソン)



 俺とマッサーの2人で争う第三回ステーキCUPもいよいよあと3戦。新たに改正されたルールによって、同点によるサドンデスは廃 止されることになった。要はステーキCUPはわかりやすく10回戦毎に決着をつけていく事になったのだ。

 現在のステーキCUPの成績は俺の2勝3敗1分と負け越している状況である。
  今回の牛丼杯にはナオキも参加。それに勝負には関わらないがタイソンも一緒に釣る。・・全員打ち負かせてくれるわっ!

 

 AM5:30過ぎに釣り場に着いて各自支度を整えている中、早々に仕掛けを作った俺とタイソンが根魚を探り出す。
  すると開始間もなく20cm程度のカサゴとメバルが入れ掛りになった。マッサーとナオキがコマセ作りや釣座確保に勤しんでいる間に早 くもペースを掴んだ感じだ。

俺:「パカパカだなぁ〜。」
タ:「おぉ、パカパカだな。」

 空が明るくなってくるとあからさまな曇り空に時々パラつく雨がウザいが、久々の入れ食いに気分は良い。
  早めに得点を得るため、タイソンと共にメバルの型モノを目指して探り歩く。

タイソンの27cm

 暫く2人で探り歩いていると、タイソンの竿に良型のアタリが来た。
  竿で弧を描きながらも久々の絞り込みに喜ぶタイソン。
  そして無事に堤防に引き上げられたのは25cm程のメバルだった。

 うはっ、畜生!羨ましい!俺の竿に掛かっていれば見事な先取点だったのに。
  しかしまだまだ始まったばかりだ。今度は俺の竿にも来ると信じて更に探り歩く。

 だがそれから間もなく再びタイソンが23cm程のメバルを釣り上げ、更に少し間を空けてから27cmの良型をも仕留めた。

 俺はというと入れ食いは続くものの、殆どが20cmまでのカサゴばかり。仕掛けも餌もタイソンと変わりは無いのに・・何故だ・・ 。

 

 11時近くなってから小腹が減ったので、釣りを中断して荷物を置いてある場所まで戻ってみた。
  何やら風が強くなってきたが、ナオキとマッサーはそれぞれ荷物の周辺でダンゴ釣りに集中しているようだ。

 とりあえずマッサーのスカリを見てみると、20cm程度のカサゴ一匹が寂しそうに囚われているのが見えた。
  なんだか可哀想なモノを見てしまった気がするが、とりあえず現時点ではマッサーも無得点のようで一安心だ。

 そしてナオキのストリンガーを堤防の上から覗き込んでみると・・やはり黒鯛らしい魚影が繋がれている。うーむ・・恐るべし。

 午後になって再び根を探り始めてみたが、午前中の爆釣は何処へやら。まるで生命反応が消えてしまった。

 あまりに釣れなくなってしまったので、タイソンは根魚を諦めてダンゴ釣りの隣でトリック仕掛けで遊び始めてしまった。そして俺も 釣りを中断して昼寝に入ることにした。

 

 強風による寒さで目覚めたのは16時半頃だった。どうやら風が止む気配はないようだ。昨日までの秋晴れが実に恋しい。
  とりあえず周辺は暗くなっているので夜型の攻め方で釣り始めてみる。

 トリック仕掛けで長らく遊んでいたタイソンも、根魚狙いに復帰して2人で堤防内側を探り歩く。
  しかし風が強い。仕掛けを思い通りに操作出来ず、アタリさえもまともに感じ取れない。だんだん嫌な予感が漂ってきた・・。

 

 そして21時・・終了の時間になりました・・。
  最後の最後まで強風は止まず、俺はキープ無しの無得点に終わってしまった。
  タイソンも午前中のメバル3匹で釣果は止まったままだったが、数匹のカサゴも得て満足のようだ。

 ダンゴ釣りに集中したナオキの釣果は・・やはり本命をキープしていた。31〜42cmまでの黒鯛とメジナを合わせて5枚キープし てやがる。それも最長寸はメジナで、42cmというサイズはナオキの自己新記録だ。

 そしてマッサーは・・29cmの久々の黒鯛の他に夜になって仕留めた●ビと、なんと36cmのメジナをキープしていやがった!
  なんてこった、マッサーもメジナの記録更新を決めて得点をゲットしていたのだ!うああっ、また負けたぁああ〜!

 

 結局今回の牛丼杯もナオキの圧勝に終わってしまい、俺がナオキに一食献上して幕を閉じた。
  今回の結果によって第三回ステーキCUPの勝率は俺の2勝4敗1分となった。残り2戦・・両方勝たないと・・一回でも引き分けたら・ ・・・いや、考えるのは止めよう。次は小川で勝負だ!

 

釣果



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