2015年12月18日

青物で閉幕か

(俺)



激潮とは知らずに

 いよいよ仕事も忙しくなってきて、俺的に年内最後の連休が回ってきた。

 金曜日の業務も目一杯働かされて、ホームの海岸に辿り着いたのは既に陽が昇りきった頃だった。

 遅くなってしまったものの晴れた海辺は風も波も穏やかで、3週間ぶりの釣行には良いコンディションか。

 少々寒いが急いで支度ををして、準備が整ったらAM9時を回っていた。

 今日は小潮で潮は少々高めの様子で、静かに出港すると独壇場の沖はやや潮が早いようだ。

 ほんのり微風も手伝って、北から南へとどんどん流されるので落ち着かない。

 今回は餌釣りと疑似餌の2本立てで準備してきたが、この潮では疑似餌は厳しいか。

 とはいうものの、先ずは秋の間好調だった鯖やワカナゴの溜まり場をチェックしてみる。

 最近になってその溜まり場を2箇所発掘したのだが、実績の多い方のポイントは今日は影が見えない。

まだ居着いていた

 さすがにもう居なくなってしまったか。

 一応ジグ&サビキを組んで中層から海底まで探ってみたものの、やはり反応が無いので餌釣りに乗り換える事に。

 しかし餌釣りのポイントを選んでいる間に微風だった北風は若干勢いを増して、益々早く流されるようになってしまった。

 それでも餌釣りを開始してみると底は取れたので釣りは成立する。

 餌はオキアミだけに絞り、主にアマダイが掛かる事を祈りながらアタリを待った。

 ・・が、パドリングを交えながら小型のベラに弄ばれて、早くもやる気に陰りが出てきてしまった。

 うーむ、今日もまともな獲物が釣れる気がしない。

 潮に逆らいながら転々とポイントを移していくと、青物の溜まり場Aが近くなってきたのでそちらにも立ち寄ってみる。

 すると中層に見覚えのある魚群反応が映った。よし、まだ居るじゃないか。

鯖の反応

 急いでジグ&サビキに切り替えて投下してみると、難無くHIT。

 青物の引き応えを楽しんでから回収したのは35Cm程のゴマサバだった。

 サイズがイマイチではあるが、念の為1発目はキープとして即ノジメに処す。

 更に続く2投目も同様の獲物が連釣したが、潮が早いので群れの上を定位し辛い。

 結局2匹釣った後は群れを見失ってしまい、以降青物捜索に走る事になった。

 餌釣りの仕掛けは片付け、疑似餌の方もサビキは外して完全にジグ(ダイソージグ 40g)のみに切り替える。

 先の2匹がジグの方に喰っていたので、サビキはトラブル防止も兼ねて除去しても問題無いだろう。

 そして群れを見つけては鯖を釣っては放ち、サイズアップを狙う。

 気がつけば海上の風は止み、若干過ごし易くなっていた。

 昼になった頃にようやくワカナゴを釣り上げたところで帰還とした。

 今回も餌釣りは不発になってしまい、もしかすると年内最後の釣りになってしまったかもしれないが、仕方がない。
  ボウズを逃れただけでも良しとしよう。

 

一際強い引き応え





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