2015年11月30日

月曜に出た

(俺)



激凪

 先日の週末も所用で潰れたので、月曜の朝にちょっと頑張って平日の釣行へ繰り出す事にした。

 近頃は朝の気温も一ケタ台になってきたので、秋も終りの頃合いだな。

 AM6:30頃、仕事明けのままホームの海岸へ行ってみると、曇ってはいるものの穏やかな海況だ。

 陸も沖も釣り人が居ない中、急いで支度を整えて7時前に出港した。

 今日もまたいつも以上に波が低い。まるでホームとは思えない穏やかさだ。

 魚探を起動して海中の様子を見ながら、先ずは最近青物が溜まるポイントを目指す。

 そして出港から5分で目的のエリアに着いてみると、やはり今日もそれらしい反応が映し出されてテンションが上がってきた。

 今日も平日の短時間勝負なので疑似餌用ロッドによるジグ&サビキ一本縛りである。

 若干潮が早いようで、微かな微風も相まって北から南へとカヤックごと流される傾向にあるようだ。

 群れが移動しては困るので、急いで仕掛けを組んで魚群反応目掛けて投下する。

本日1発目

 するとフォール中の仕掛けに喰ったようで早速HIT。

 青物特有の手応えを楽しんでから釣り上げたのは、40Cm程のワカナゴだった。

 今日は速攻で来てくれたな。撮影の後、リリースしてサイズアップを図る。

 しかし魚群反応は大きな影に見えるが、どうも青物だけの反応ではないようで、入れ食いとはいかない。

 殆どがベイトの反応という事だろうか。

 とはいうものの、魚群は殆ど動かずに居座っているので、捜索の手間が省けて楽だ。

 数投目の投入で2発目がHIT。

 今度のはなかなかの手応えだが、中層で食ってきたにも関わらず青物らしくない引き応えだ。

 何度となくドラグが鳴っては気持ち良いくらいにラインが引き出され、夢中でやり取りする。

 サビキの方に掛かっていたらハリス切れを起こし兼ねないので、じっくり慎重に扱う。

 そして5分程掛けてようやく水面まで巻き上げると、浮かんできた獲物に驚いた。

 なんと大きな真鯛だったのだ。

「Oh、やったー。」



やったぜ 67Cm


 浮き袋が膨張して逆さになっているので逃げようがない状態だったが、念入りにタモで回収。

 無事にカヤックの上に引き上げてみると、サビキの針が上唇にしっかりと掛かっていた。

 慎重にやり取りして正解だったが、まさかサビキで真鯛が釣れちゃうとは。

 とりあえず鰓の隙間から刃を入れてノジメ&血抜きや撮影したりと、暫し時を忘れて処理に熱中する。

 そしてキープする訳だが俺の12Lのクーラーでは到底入りきらず、尾がはみ出した状態になってしまった。

鯖も土産に

 保冷が不完全になってしまうが、仕方がない。

 開始10分そこそこでの出来事に早くも気分は満腹だが、時間はまだ余裕があるので引き続き青物を狙おう。

 相変わらず南へ流される状況ながら、殆ど移動しない魚群反応にしつこく付き纏う。

 しかし35Cm程の鯖を追加してからはアタらなくなってきたので、新たな群れの捜索に出た。

 その結果、水深50mのエリアで別の大きな反応を見つけると、鯖が入れ食いとなった。

 どうやら今度は鯖だけの群れのようで、中層に達した仕掛けは尽くHITしては35〜40Cmクラスの鯖が連釣。

 適当に型を選びながらリリースを繰り返し、3匹目の鯖をノジメした時点でクーラーのキャパが限界に達した。

 近頃は寄生虫の問題と持ち帰ってからの処理の軽減の為に、上陸前に鯖の腸と鱗を落としていくようになった。

 陸に上がってからではギャラリーがウザいし、片付けに集中する為にも現状ではこれが最善の策だろう。

 鯖の処理まで済ませて8:50頃に帰還。

 

 今回は初めてまともなサイズの真鯛を得られた事が大きな収穫となったな。

 今まで何度か狙ってみたことはあったが、結局今日まで釣る事は出来なかった。

 それを魚影の薄いホームの海で釣る事が出来たという事に大きな意義があると思いたい。

 しかしジグ&サビキ、優秀だな。

 

釣果





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