2015年7月22日 | うねりの隙間へ |
(俺) |
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相次ぐ台風の影響で1ヶ月近く沖に出ていない中、今度の週末もまた新たな台風の接近が予報されている。
このままでは何時になったらカヤックに乗れるかわからないので、今回は平日ながら強引にホームの海へ行ってみた。
仕事明けに直行して駐車場に着いたのはAM5:20頃だった。
快晴の浜辺には多くの陸っぱりルアーマン達が並んでいるが、朝食を喰いながら暫し様子を見ていても釣れている気配はない。
昨日の下見で前回の台風による濁りはだいぶ収まっている事を確認済みだが、それでも未だにうねりが残っている。
とりあえず濡れる(波を被る)覚悟でいってみようか。
サクサク支度を整えて5:40頃に準備が完了。朝日が眩しい浜辺でうねりの隙間を待つ。
そして程なくして波打ち際がベタ凪になった瞬間に出港。
どうにか波を貰わずに綺麗に発進出来て一安心だ。
KFを始めて4年経つが、この浜での出港時の緊張はなかなか解消出来ないものだな。
今回は平日なのであまりガッツリやる余裕は無い為、疑似餌用ロッド一本のみを携えてジギングに専念する。
そろそろ青物の気配を感じたいものだ。
出港から間も無く魚探を起動してみると、大小の魚群が散らばっていて良い雰囲気である。
漕ぎ出して数分のところで支度をして、いつものジグ&サビキで釣り始めた。
するとどうやら今日は南へ流れる潮が結構早い模様だ。少々やり難いが仕方が無い。
しかし幾つもの魚群に仕掛けを直撃させるものの、期待通りの手応えは返ってこない。やはり殆どがベイトの反応という事か。
まぁとにかくまともな獲物に当たるのを祈りながら繰り返すしかない。
程なくしてサビキの針に10Cm程のカタクチイワシが掛かるようになった。良い餌だがリリースする。
海中の魚群反応は中層〜底までに多く見られるが、大きな反応はほぼ確実にこの鰯のようだ。
反応の濃度も変化が見られないところからすると、特に襲われているようでもないので青物達はついていないのか。
とりあえず中層の反応には見切りをつけて、海底付近にたまに現れる小規模な反応に絞ってみよう。
速い潮流を読んで潮上へジグを投げ込み、出来るだけ海底の反応に当たるように操作する。
少しずつ南からの風も出てきたので、パドリングを交えて位置取りにも気遣う。
そして釣り始めから1時間半程経った頃に、ようやくHIT。
なかなかの手応えを楽しみながら上がってきたのは意外にも大鯵だ。やった、ラッキー。
サビキに喰らいついていたので慌ててタモ入れして無事に確保。
鯖を覚悟していたので嬉しい一発だ。急いでノジメして戻り、同じ反応を狙う。
すると同じ反応から連続HIT。大鯵の群れを当てたか。
しかしだいぶ巻き上げた頃に針外れでバラし、その後も戻ってはHITしてバレる事態が続出。
ジグの方に喰いついてくれたら手堅いだろうが、どちらに喰っているかわからないし選べないので慎重にやり取りするしかないのだが・・。
結局、4連続で同じ反応からのHITを尽くバラしてしまい、とうとう追加の釣果を得る前に群れを見失ってしまった。
しゃくって動かしている以上は針を飲ませるのは困難だし、掛かりどころ次第か・・。
それにしてもバラし過ぎたな。
群れを見失って間も無く8時になり、強くなってきた南風と海流もあって終了とした。