2015年6月13日

2ヶ月ぶりのホーム

(俺)



 暫くホームの海岸から離れていたが、昨日の様子見で状況を確認した俺は2ヶ月ぶりとなる焼津でのKFにTRYする事 にした。

 休みなので目一杯早起きして、日の出から釣り始められるくらいの気合で行動しよう。

  気合の早朝出港

 曇り空の下、昨日と同じ場所に行ってみるとまだまだ周囲は暗いが、カヤックは俺が一番乗りのようだ。
  後続が来ないうちに支度を整えよう。

 そして浜辺で出港の準備が出来たのはAM4時頃だった。まさにマヅメ時だ。

 昨日と同様にベタ凪・無風の波打ち際から滑るように出港を果たし、久しぶりのホームを漕ぐ。

 魚探を起動してみると相変わらず殺風景な反応だが、まずはジギングで様子見しておこうか。

 いつものジグとサビキを組み合わせて水深40m前後の海底付近から探ってみる。

 どうやら潮は殆ど動いていない様で、ジグもほぼ真っすぐ沈んでいく。

 これは仕掛けの操作は楽だが活性は期待出来ないか。

 そして1時間程粘ってみたものの、竿先にも魚探にも殆ど反応が出ないので、メインの餌釣りに移行する事に。

1発目

 餌釣りの用意をしてから向かった先は、得意の根だ。

 オキアミを餌にピンポイントで仕掛けを投下すると、その1投目からアタリが出た。

 アワせるとそこそこの引き応えに幾つかの魚影が脳裏を過るが、とりあえずはキープ出来そうな手応えだ。

 そして程なくして上がってきたのは32Cm程のマハタの若魚だった。魚種としては合格だがハタとしてはイマイチ小さい。

 出来ればリリースしたいところだが、内臓が飛び出しているので仕方が無い。

 獲物をノジメしてキープし、同じポイントを再び攻める。

 すると今度は控え目なアタリからイマイチな手応えが伝わってきて、リリースサイズのカサゴが一荷で釣れてきた。

 その後も小型のカサゴやベラが続いたが、キープに至らないので程々に移動した。

 今度は少し沖へ出て海底を流してみる。

 それにしても、何狙いかと問われると何て答えたら良いかわからない釣りだな。
  まぁ特に本命を絞っていないので、「食える魚狙い」という事で良いだろう。

 しかし移動した先でも飽きない程度に釣れてくるが、トラギスやカナド等の小魚ばかりで土産は増えないまま時間が過ぎて いく。

 そのうち曇り空の奥の方で陽が高くなってくると、徐々に南の風が出始めてきた。

 一応安全の為にも帰還する方向へ少しずつポイントを移していく。

 気がつくと潮もいつの間にか南から北へとやや早く流れ始めていた。キープサイズの魚達が動き出してくれると良いが・・。



イマイチ小さい 一応キープ


 更に経つと、周囲に霧が発生し始めたようだ。

 いつでも帰還出来るように準備しながら、ギリギリまで海底からのアタリを待つ。

 そして陸が霞んで見えなくなった頃にようやくアタリが出て、釣り上げてみると32Cm程のムシガレイだった。

 本当によく釣れるようになったな。薄っぺらな魚体だが、とりあえずキープに追加だ。

 その後、霧に包まれて南風も収まらない中で暫し粘ったものの、9:20頃に撤収とした。

 今回も小型の底物はそこそこ釣れたが土産は少なく、青物のナブラや魚群反応などは見つけられなかった。

 釣果を向上させる為にも少しずつ釣法やポイントを捜索していこう。

 

霧に包まれた





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