2015年5月17日

泳がせたい

(俺)



 前回の悔しさを動力源に、今回も清水の海へ行ってみる。

釣果

 日の出が過ぎた頃に海岸へ着いてみると、既に明るくなった浜辺には陸・沖共に多くの釣り人達がひしめいていた。
  これは凄い人出だな。

 暫し様子を見ている間にも浜ではカヤックを準備しては出港していく人が後を絶たず、程なくして俺も支度に取り掛かった。

 今回も鰯などの小魚を釣ってからの泳がせ釣りという事で、人気スポットである障害物周りを目指す。

 そして僅か数分で目的のエリアへと行ってみると、既にカヤックや小型ボート達が竿を出していた。

 しかし魚探には以前までのような小魚の群れはあまり多くは見られず、少々心配な開幕だ。

 とりあえずは魚探を見ながらベイト捜索に専念する。

 ・・が、それらしい群れを見つけてもサビキには滅多に喰いつかないので困りものだ。

 周囲の様子を見ていると、俺と同じ狙いなのか殆どの釣り人がサビキをしゃくっているが・・皆同様に渋いようだ。

 そして2時間近くかけて、ようやく4匹の小魚をキープしたところでメインの泳がせ釣りに移行する事に。

 海面は今日も凄い色だが、所詮は表層だけの事だろう。風も波も無いに等しいので、人としては楽である。

 活きの良い片口鰯を口掛けにして海底へと送り込み、少しずつ移動してアタリを探る。

 ・・しかし一向にアタリは出ないまま陽が高くなってきた。

 何度かの入れ直しによって餌も徐々に消耗し、在庫が減ってきた。

 そして障害物の際を攻めたところでようやく竿先に重みが乗ったものの、仕掛けを上げてみたら小型のカサゴがついていた。

 期待通りの展開にならずに残念だ。

 結局最後までまともなサイズの獲物はアタらず、ベイトも減ってきた事を実感して今回もボウズで撤収となった。

 その気になってやってみるとなかなか当たり外れがあるものだなぁ。

 そろそろ他の釣りにTRYしてみようか。

 

今回も土産無し=ボウズ





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