2015年4月24日 | 心機二転 |
(俺) |
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先週に引き続きこの週末もまた穏やかな予報なのでKFに繰り出す。
前回の改善ポイントを修正したので、機能チェックも含めて新カヤックでのリベンジとしよう。
AM6時過ぎ、ホームの浜辺で支度を整えて静かに出港。
予報通りの穏やかな環境のおかげで今回は冠水する事無く無事に漕ぎ出した。
陸っぱりの釣り人も殆ど居ないし、今日はよく見るプレジャーボートも見られない。独壇場だ。
暫し漕いだら魚探を起動する。
前回は真っ暗で使い物にならなかった魚探だが、改めて陸で機能調整をして無事に画面が映るようになった。
やはり明るさ調整が最低値にしてあったようで、おかげで調整方法も覚えた。
万全になった魚探で暫し海中の様子を探ってみる。慣れないせいか見方が難しい。
ノイズなのか小魚なのかよくわからない反応は多々見られるが、明らかに魚らしいものは殆ど映らない。
・・つまりいつもの海という事か。
変に納得しながらも、まずは疑似餌でTRYしてみる。
疑似餌用ロッドにジグ&サビキ組んで、とりあえず海底付近のノイズが濃い付近に投入してみる。
魚らしい反応が見られないので、例えノイズだろうが変化のあるポイントに頼りたいという心境によるもので、信憑性は無い。
しかし1時間程頑張ってみたものの何もアタらず、餌釣りに移行する事に。
今回はいつものエリアよりも少し南へ進出してみよう。
魚探に注視しながら海岸線と並行して未知なるエリアへ向かっていく。
やはり生命反応と思われる反応は映らないまま、適当なポイントで仕掛けを投下してみる。
水深は40mで、海底はやや硬めの砂だろうか。
今日も潮がだいぶ緩いので、少しずつ移動しながら海底を探っていく。
すると餌釣り1投目にして細かなアタリを捉えてクラカケトラギスが釣れた。
25Cm近いので食おうと思えば食えるサイズだが、最近はまともな獲物に餓えているのでこの外道をキープする気にはなれない。
開始早々の生命反応に期待したいところだが、アタリは続かないままいつもの忍耐との戦いになってきた。
転々と移動しながらいつものエリアへ戻る方向で探っていくが、どうにも生命反応は得られない。
期待の魚探も相変わらずノイズ一辺倒だ。
そしてとうとう得意のポイントまで戻ってしまい、そこで腰を据えて釣っていた時に、ようやく久しぶりのアタリが出た。
・・が、微妙な手応えで上がってきたのは25Cm程のムシガレイだった。
この魚、最近よく釣れるようになってきたな。そーゆうシーズンなのだろうか。
とりあえず撮影の後リリースしたが、徐々に南からの風が出てきたようだ。
今日も不毛な餌釣りに見切りをつけて、最後の帰り際に再び疑似餌で神頼みしておこう。
少しずつ風が強まってくる中で疑似餌をしゃくり倒すが、なかなか反応が無い。
まぁ疑似餌とはそういうものだという固定観念は未だ堅持しているものの、餌釣りでも貧果だった心ではスタミナが続かない。
そして最後の一投と決めた投入でようやく竿先に重みが掛かって、小型のカサゴを釣り上げた。
これもまたリリースサイズで、引き応えも何もあったものではない。
結局今回もまたボウズで南風に負けて帰還となった。
これだけ貧果が続くとモチベーションを維持するのも大変になってくる。良い転機を見出さなければ・・。