2015年3月28日 | 波、治まる |
(俺) |
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今日も穏やかな予報なので、またホームの海に行く。
昨日の鯨(?)がまだ居るのかも気にはなるが、まずは釣りが優先だ。
今日は餌釣りと疑似餌を半々くらいの割合でやってみよう。
AM7:10。曇り空の下で静かな海面に進出して魚探を起動してみると、やはり上の方はノイズが濃くて分かり難い。
とりあえずは久しぶりの疑似餌からTRYすべく、海底付近の魚群を捜索する。
・・が、やはり思うような魚群反応は見つけられないので、闇雲に釣り始めてみた。
どうやら今日も潮は緩いようで、投下した仕掛けに繋がるラインはほぼ真っすぐ下に沈んでいく。
やはりある程度流れていた方が釣果に現れるので、この状況では今日も期待薄か・・。
ジグ&サビキで暫し海底を攻め続けたが、釣れないので餌に移行する。
ポイントを変えずにいつもの餌の支度を整えて仕掛けを投下。
しかし何度か仕掛けを入れ直しても餌は生還するばかりで、今日も厳しい状況だ。
鯨が居た方角も様子見しながらアタリを待つが、竿先の反応もあの黒い波も収まったまま時間が流れる。
潮が動き始めない事にはどうにもならないのだろうか。
仕方が無いのでいつものように転々とポイントを移しながら、状況の変化を期待する。
そして9:40を回った頃、ようやく潮が動き出したようだ。長かった・・。
生命反応に餓えた心が期待値で焼け付きそうだ。
すると何時の間にか陽が差すようになってきて、祈るように凝視していた竿先が遂に揺れた。
待ってましたとばかりに竿を煽ってリールを巻き始めると、手応えはそれほど重くはないものの抵抗が長引くので魚種と しては期待出来るかも・・?
そして程なくして上がってきた獲物は、焼津では初めてとなるイトヨリだった。
今まで清水方面では何度も釣った美味しい魚だが、焼津にも居たんだな。
・・なんて思ったりもしたが、よく見るとお腹の下まで黄色いので厳密にはソコイトヨリだな。
まあとにかく、30Cm程あるし美味い事間違いないので、ようやく本日初キープだ。
しかし潮は程良く動き出したものの、思う様にアタリは続かない。
それに期待していた餌釣りで長い事反応が乏しかったので疲れてしまった。
海上の環境は上々のままだが、そろそろ昼も近くなってきたので程々に餌釣りを諦めて、最後にもう一度疑似餌にTRY してみよう。
陸に戻る方向で移動し、疑似餌でも実績のある水深40m付近のポイントへ戻って疑似餌で再開した。
最早魚探には頼らずに完全な底物狙いで、リールを使わずに竿をしゃくり倒していく。
そしてひたすら誘い続けて20分程頑張った頃、遂に竿先にテンションが掛かった。
手応えの質からしてキープサイズの獲物である事は明白だが、ジグではなくサビキの方に掛かっていたらハリスが 細いので無理は出来ない。
ゆっくり慎重に引き応えを味わいながら、無事に取り込んだのは35Cm程のホウボウだった。
よし、どうにか土産を追加出来たな。
最低限のキープを得たところで気が楽になって終了とした。
昨日の鯨はとうとう姿を確認出来なかったので、人知れず焼津から去ってしまったのかもしれない。旅の途中だったのだ
ろう。
それにしてもそろそろ満足の出来る釣りをしたいものだ。