2015年3月22日 | 日曜の午前中 |
(俺) |
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久しぶりに日曜日のKFという事で、のんびり起きてからいつものホームの海岸へ向かってみた。
海岸へ着いてみると、予報通りの穏やかな海況に対して浮いている小舟類は意外にも少ない。行動範囲に見えるのは プレジャーボートとカヤックが一つずつだけだ。
もっと混雑しているかと心配したが、快適そうなので安心して支度に取り掛かった。
そしてAM7時を回った頃に出港。快晴&ベタ凪の海面を静かに漕ぎ出す。
今日は夜から仕事が控えているのであまり長居しない前提で、餌釣り一本に絞っておこう。
まずは水深40m程の得意のエリアから探ってみる。
第一投目を降ろしてみると、潮の流れは緩いようだ。人間としては操船し易くて楽な環境だが、魚の活性は如何なも のか。
なかなか反応が無いまま少しずつ移動していくと、小規模な根に到達した。今まで何度となく小魚に遊んでもらった ポイントだ。
期待しながら根に仕掛けを直撃させてみると、間も無く竿先が水面に突っ込む程のアタリが出た。
驚くと同時に即座に竿を起こして応戦すると、なかなかの引き応えにときめく。
時折ドラグを滑らせつつも抵抗力が収まらないまま巻き上げてみると、浮いてきたのは見覚えのある魚影だ。
無事に取り込んだ本日1発目は、40Cmのマハタだった。
これでもまだ若魚ではある事に不満はあるが、今回も土産にさせてもらおう。
しかしその根は小規模なせいかアタリが続かなかったので、少し移動して水深50m付近へ移動する。
こちらは障害物に乏しい砂泥底が延々と続き、ポイントというポイントは無いので忍耐の釣り場といえよう。
出来ればアマダイあたりが掛かってくれると嬉しいところだが反応は薄く、トラギスやウミヘビ等の外道がたまに上 がる程度だ。
暫く様子を見たうえで再び最初のポイントへ戻ってみる事にした。
この際あの根をハゲ山にするくらいの勢いで攻め込んでやろう。
そして1発目のキープを得た根に到達し、再び攻めてみる。
気がつくと先に釣っていた赤いカヤックは陸に上がって用を足し、再び出港するところだった。
・・が、なんと波打ち際で転覆してしまったようだ。
こんなに穏やかなのに転覆するか。というか、ひっくり返ってる奴なんて初めて見たな。
遠目で他人の惨事を眺めながら、ピンポイントで根をキープしてアタリを待つ。
すると程なくして小物感溢れるアタリが竿先を揺らして、小型のカサゴが一荷で釣れてきた。
小さなポイントとはいえ、やはりまだ魚は着いていたようだな。2匹共20Cmに満たないので放ち、更に仕掛けを降 ろす。
しかしその後、更に小型のカサゴを一匹リリースしてからは反応も途絶えたので、9:40頃に納竿とした。
今回は短時間縛りではあったが、一応土産を得られて良かった。そろそろ別の釣法をやらないと・・。