2015年3月14日 | 平らな初釣果 |
(俺) |
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向かい風にやられた昨日のリベンジは、天気予報を考慮してホームの海岸で決行する事とした。
AM7時過ぎ。曇り空の下浜辺で支度が整うと、西からの微風で沖へ流される方向にあるが、昨日の状況に比べたら 数倍マシな程度だ。
土曜日だというのに陸にも沖にも人気の無い中、穏やかな波間から出港する。
今日もメインに底物狙いの餌釣り用ロッドとサブで疑似餌用ロッドを携えているので、ポイントへ向かう道中で軽く ジグ&サビキを落として様子を見てみる。
・・が、魚探に映る反応は仕掛けにアタらないので程々に見切りをつけて餌釣りポイントへ向かった。
水深50m前後のいつものポイントへ到達したら餌釣りを開始する。昨日の鬱憤を晴らすべく、気合は漲っている。
仕掛けを投下してみると潮は緩いようなので、適度にパドリングで定位に勤めながらアタリを待つ。
しかし今日も期待通りには事が運ばず、竿先は波に揺られ続ける。
そのうち仕掛けの入れ直しの際にトラギスやオニカサゴの幼魚などの、お馴染みの外道達は釣れていたものの土産に はならない。
雲の向こうで陽が高くなっていくのを感じながら、転々と細かに移動しながらアタリを捜索する。
しかし風も徐々に方角を変えながら少しずつ強まってきた。イカン、これでは昨日の二の舞コースだ。
そして波も風に煽られて慌ただしくなってきた頃、ようやく竿先に感じるアタリが出た。
どうにかキープサイズが来たか。アワセを喰らわせてリールを巻き始めると、微妙な手応えだ。
頭の中で獲物を妄想しながら仕掛けを上げてみると、水面に現れたのは意外にも平べったい魚影だ。
いつも釣れるタマガンゾウビラメにしては大きいな・・と、取り込んでみると見慣れない魚だった。
アレ・・?“左ヒラメの(ry ”じゃあない。これはカレイだ!
焼津では馴染みの無い系統なので学名まではわからなかったが、初めてまともなサイズのカレイを釣ったな。
28Cm程で刺身にするには少々厳しい魚体だったが、後の調べでムシガレイと判明したこの獲物はキープとした。
しかしようやく土産を得たものの状況の悪化に歯止めは掛からず、その後1時間程粘って土産を追加出来ないまま帰 還となった。
リベンジ達成とは言い難い結果となってしまったが、そろそろ新たな獲物を目指してみようと思う。