2014年12月19日 | 惰性に釣られて |
(俺) |
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連日の爆風も一時的に収まる見込みとなった週末、ようやくカヤックで出る事が出来る。
台風並みの低気圧が北海道付近に居座った影響か、昨日はこの静岡県中部の平野部でも何年振りかで薄らと雪が積もった 程寒い状況である。
今日は雪こそ融けてはいるものの気温は昨日並みで、朝8時の時点で車の温度計では−2℃という強烈な寒さだった。
快晴の空の下、ホームの海岸へ行ってみると、予報通りに波も風も穏やかなものの寒さが効いてか人気は全く無い。
少々キツいが、せっかくの環境を独り占め出来るとなればやるしかないな。
寒さを押していつもの支度を済ませ、AM8:20頃に無事出港へと漕ぎつけた。
まずはメインの餌釣りから始めるべく、いつも釣るエリアへ向かいながら魚探も起動して様子を見ながら進む。
・・が、やはり目立った反応が無いまま目的のエリアに到達して釣り始めた。
陸では冷たかった気温も、水面間近では少々マシに感じるので助かる。
仕掛けを投下してアタリを待っていると、どうやら今日は潮がだいぶ緩いようでほぼ真っすぐ下に下りた。
しかしベタ凪の水面でアタリを待ち続けてもなかなか反応が無い。
そして暫く経ってようやく出たアタリは微弱な抵抗を見せ、釣り上げたのは20Cm程のクラカケトラギスだった。
その後もぽつりぽつりと同じ種類が連釣したものの、キープする気にはなれない。
今日も渋い開幕となったが、どうにかまともな魚のジアイが訪れる事を信じたいところだ。
・・そして開始から3時間程経過した頃、餌釣りに飽きてしゃくっていたサビキに何かがHIT。
程良い手応えで上がってきたのは、35Cm程のホウボウだった。
よしよし、ようやく土産を得られたな。
とりあえず期待しながらサビキを続けたが、やはり餌も撒き餌も無いので後が続かない。
そこで再び餌釣りの竿に持ち替えて仕掛けを投下すると、少し経ってアタリが出た。
ホウボウ程ではないにしてもそれなりの重量感で上がってきたのは25Cm程のカナドだった。
俺的にカナドの記録サイズを更新出来そうな魚体だったのでキープする事にした。
更に仕掛けを入れ直すと、間髪入れずに微妙なサイズのカナドが連釣して何れもリリースとする。
どうやらジアイ到来のようだな。
尚も快晴無風ベタ凪の海面で釣っていると、今度はそれまでの獲物とはまた違ったタイプの引き応えの魚がHIT。
なかなかよく引いた獲物の正体は25Cm程のカワハギだった。
カヤックでは初めて釣ったので驚いた。この水深でも居るのか。
肝がたっぷり詰まっていそうな膨らみ具合に迷わずキープである。
その後、だんだんとアタリも遠のき始め、2匹目のカワハギを得た後はすっかり元の活性に戻ってしまったようだ。
しかしアタリは無くなっても海上の穏やかな環境は続くので惰性で釣り続け、最後にどうにかカサゴを追加したところで 終了とした。
今回は約6時間も浮き続けて久々の長丁場となったが、釣れない時間帯が長かったのでイマイチ満足感が薄れてしまった。
とりあえず土産はそこそこ確保出来たので、良しとしよう。
出来れば年内にあと一回位はKFに出たいところだが・・どうなるものか。