2014年9月14日 | 連休最中 |
(俺) |
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暑さのピークが過ぎて涼しさを感じるようになってきた今日この頃、久しぶりにホームの海岸へ行く事とした。
AM5時頃、いつもの駐車場は満員御礼の混み具合だ。世の中は祝日も含めた3連休という事で県外ナンバーの車やK Fアングラーも多いようだ。
幸いうまく車を停められた俺は、朝食のパムを喰らいながら堤防上から海の様子を眺めてみる。
すると空は晴れているものの、少々東風が気になった。
本来であれば穏やかな日は無風の頃合いだが、今から吹いているという事は悪化する時間帯も早い予感だ。
朝マヅメの波打ち際には既に陸っぱりでジギングに勤しむ連中が等間隔で並び、他のKFも着々と準備を進めている。
俺としてはどうしたものか・・とは思いながらも、暫くぶりなのでとりあえず支度を始める事に。
しかし波打ち際で準備が整った頃には、風の勢いは若干増してピッチの短い波もウザい状況となっていた。
しかもよく見ると潮も結構な勢いで左から右へと流れているようで、こんな状況では落ち着いてゆっくり釣ってられ ないだろう。
正直、ここまで支度して気が進まなくなってきたが・・ここから再び片付けるのも格好悪いので強引に出港する事にし た。
波自体は高くはないものの、気が乗らない時は間が悪くなるものだ。
久々の急深の海岸という事でタイミングを誤り、モロに波を受けてずぶ濡れでのスタートとなってしまった。
転覆しないだけマシだが、とにかく急いで波打ち際から離脱する。
ある程度沖に進んでからジギングの支度をしながら魚探を起動してみると、大小多様な反応が海中を彩っていてテンシ ョンが上がってきた。
風と潮によってかなり早く南へと流される状況なので、今日は落ち着いて餌釣りなどやっていられないだろう。
疑似餌用ロッドにサビキとジグを組み合わせた必勝策で魚群に目掛けて仕掛けを投下する。
すると数投目にして竿先にテンションが掛かってHIT。
水深40m程の海底付近から上がってきたのは25Cm程の鯵だった。よし、焼いて食おう。
しかし針を外して撮影し、クーラーBOXに放り込む間にもどんどん流されてしまうので同じ魚群を狙い撃ちにするの は至難の業だ。
結局鯵は連釣させる事が出来ず、アタリは遠のいた。
事前の見立て通り、絶えずパドリングを強いられる忙しい展開の中で竿をしゃくりながら海面の様子にも気を配る。
そろそろナブラが湧いてくれないだろうか。
明るくなってきたはずの時間帯だが雲が多いおかげで辺りは薄暗く感じ、俺以外に浮いているカヤック達も皆同様に波 風に煽られて忙しそうだ。
そんな中、表層には小魚の群れが回ってきたのでサビキで探ってみると、釣れてきたのは10Cm程のウルメイワシだ った。
魚探の反応からしてもかなり大きな群れとなってこの界隈を回遊しているようだな。
しかし青物は表層には見られず、俺はひたすら海底付近で誘いを掛け続ける
そして暫く経ってようやく竿先に重みが掛かると、今度はそこそこの引き応えが伝わってきて期待が高まる。
暫しのやり取りの末に現れたのは35Cm程の鯖だった。まあ良い、最初の2〜3匹はキープしておくか。
しかし少し経って再び鯖が連釣した頃、悪化してきた環境に嫌気が差して8時前に撤収とした。
今回は餌釣りに不向きな環境で残念だったが、疑似餌だけでも魚は釣れたので良しとしよう。